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Tomac Automatic 120 (4)

1号機の左レバーのクランプを広げようとしてうっかりへし折ってしまい、イギリスに注文したところ2月経っても入荷せず、そうしているうちに新 XTR が発売された。じゃ、ブレーキだけ XTR にしようかと思い、ついでになんか買おうと、Chain Reaction Cycles を眺めていたら、白いやつが目に飛び込んできた。このときはまだ買うつもりはなかったんだが、仕様について Tomac に問い合わせてみるたところ、すぐに返事が来て、懇切丁寧に説明してくれた。その後、つけられる FD の種類やら出荷時期やら、いろいろ確認するたび数日を空けずに返事が来て、いつの間にかこのフレームを買うことに決めてしまっていた。
いろいろあって注文したのは Cambria Bicycle Outfitter 。ここも担当の方が非常に丁寧で、面倒くさい質問にももれなく答えてくれた。
入荷が去年の大晦日、出荷が明けて 3 日で届いたのが 8 日 。だらだらと作業をし、10 日の夕方に組立完了。

1号機の Gary Fisher Wahoo 2009 はまた後日。

Tomac Automatic 120 (3)

で、このバイクが完成車で売れるか、ということだが、パーツ構成が2種類で、それぞれ USD 3,990 と USD 2,990 ではちょっとむずかしいか。
「John Tomac」の知名度も(たぶん)あるし、2010 年モデルからデザインにクセがなくなり、割と一般受けしそうな雰囲気。
フレーム単体で見ると、RP23 標準装備で 120mm トラベルだと、フレーム単体では Santa Cruz の Nickel より USD 200 くらい安く設定されている。

ところで、1点気になるところが、これ。
ダウンチューブのがセットを溶接した後のスキマがそのまんま。Tomac のサイトにある 2010 年モデルの画像も同様なので、組立ミスではなく仕様のようだ。別にこうなっているから性能に影響があるわけではないだろうし、大して目立たないんだけど、 どうにかならなかったんだろうか。軽量化には多少貢献しているのかもしれないが。

ま、こういう細かいことはいいから、とりあえず山で乗ってから言え、ってことで、本当のインプレッションはしばらくお待ちください。


[2012/02/27 追記]
ダウンチューブのガセットは、補強パーツ。下の部分を溶接しないでおくことで、力がかかったときにダウンチューブが破断しないで済むとのこと。軽量化でも何でもないね。アホでした。

Tomac Automatic 120 (2)

MTB1号機は、Gary Fisher Wahoo 2009で、白地に赤と黒で書かれたロゴが目立つため、赤パーツを多用し、ちょっとうるさい感じだった。
今回は、Tomac ロゴがわりと控えめで、フォークとホイールのロゴが賑やかな分、それ以外の部分は抑えめが良さそう、ということで、カラーパーツはなし。
フレームは流行のテーパードタイプなんだが、スタックハイトを低くするためか、トップがインターナル( Cane Creek でいうところの「ゼロスタック」)、ボトムがエクスターナル(つまり、普通のやつ)となっている。ヘッドセットは、FSAのものが付属しているが、知らずに Cane Creek のやつを買ってしまったのでせっかくだから交換。しかし、違いなど私にわかるわけがない。

交換作業にかなり手こずった。ヘッドチューブのボトムが段階的に太くなっているせいで、リムーバーが開ききらず、爪がボトムパーツに引っかからない。それで、もう、ガンガンガンガン、真夜中にいろんな角度からひっぱたきまくる。なんと近所迷惑なおっさんなんだ。
どうにかこうにか外し終わると、今度は圧入。こっちは工具さえあればどうと言うことはない。取り外しに比べれば屁みたいなもの。

ちなみに、2010年モデルとの大きな違いが、このヘッドチューブの形状と、リアトライアングル。2010年モデルは、ヘッドチューブが 1-1/8 のエクスターナルで、リアトライアングルが左右非対称になっていた。2010年モデルは値下げをしているようだが、買うなら2011年モデルの方が今風でよい。
Mavic Crosstrail も、2011年モデルから QR15 に、従来の QR アダプタが装着されるようになったようだ。

以下、パーツ構成。これで大体 13.1 Kg (ペダル抜きで12.6 くらい)?。Tomac のリファレンス(Automatic 120 1)よりだいぶ重い。同じようなパーツを使ってんだけどなあ...。
  • フォーク: Fox F120 RLC 15QR Taper steerer 2011 [日本]
  • ヘッドセット: Cane Creek ZS-3(1-1/8) & XXII(1-1/2) [USA]
  • FD: FD-M981 [日本]
  • RD: RD-M980(SGS) [日本]
  • ブレーキレバー: BL-M988 [日本]
  • ブレーキローター: BR-M985(メタルパッド) [日本]
  • シフター: SL-M980-I [日本]
  • クランクセット: FC-M770-10 [日本]
  • BB: Hope ceramic
  • カセットスプロケット: CS-M770-10(11-36) [日本]
  • チェーン: CN-M980 [日本]
  • ステム: Ritchey WCS 4-Axis O/S 31.8mmx90mmx84D [UK]
  • ハンドルバー: Crank Brothers Cobalt 2 lowrise [UK]
  • グリップ: Ergon GE1 [UK]
  • シートピラー: Thomson Elite 30.9mm [UK]
  • サドル: Fizik Aliante Gamma XM Kium [UK]
  • ホイール: Mavic Crosstrail 2011 [DE]
  • タイヤ: Kenda Nevegal UST 2.1 [UK]
  • ペダル: Shimano PD-MX30 [UK]
次回は、このフレームについてちょっと考えてみる。

Tomac Automatic 120 (1)

Tomac Automatic 120 2011 フレームを、アメリカの CBO(Cambria Bicycle Outfitter) から購入。10月末に注文し、今年初めに納品。あちこちからパーツを取り寄せ、ようやく完成した。
Tomac といえば、John Tomac 。有名人であるが、彼を知ったのは Kenda Nevegal を購入したときが初めてで、現役の頃の彼を知らないし、映像は Youtube でいくつか見ただけだった。
かつては、日本でも代理店があって完成車を購入できたのだが、いまはもうやめてしまったようだ。本国ではマイナーではない様子がわかる。日本では、Tomac ブランドが売れない、などという以前に、MTB自体が大変に低調で、ママチャリ系を除けば、日本全国 猫も杓子もロードバイク、残りはクロスバイクや小径車程度か。

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