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XTR様(BL-M9120)のダイヤフラムを交換してみたとか

 

ダイヤフラム引っこ抜きました的な

無理にピストンを押し戻すのは禁止

レバーブレードが小汚かったので前後ともに外し、2-プロパノールでバシャバシャ洗浄。汚れがローターに付着したらいやだなと思ってフロントホイールを外して作業をしたんだけど、うっかりフロントブレーキのレバーを握ってしまった。
こういうときはパッドを外して少しだけピストンを押し戻せば良いのだけど、調子に乗ってブリーディングブロックがはまるくらいまで、歯ブラシの柄で徹底的に押し戻したらレバーのケツからオイルが。
色々と調べていたら、YouTubeのこんな動画(Shimano lever diaphragm replacement)と、ShimanoBrake Bleed and Bladder Repairという記事を見つけた。
いや、単にオイルがちょっと漏れただけだし、そのまま使っててもOKでしょ?と楽観視してたんだけど..

穴が開いたら元には戻せない

破けちゃったY1XK98030
一時的に漏れが収まったと思ってもレバーを握るとまたじわじわ漏れてくるし、漏斗をポートに取り付けてにぎにぎしてると泡が無限に発生する感じがしたのでダイヤフラムを取り出してみた。
やはりケツに穴が開いていてこのまま使い続けることは不可能と判断。先の記事ではシューグーで穴を塞いでたけど、自分はそんなことするくらいなら純正の新品に交換すべしと判断。

撮影のために引っ張って破損部分を強調

中央付近の縦に入った裂け目からオイルがダダ漏れ。よく見たらその上には横方向にも亀裂が。
例えば輪行時にホイールを外した状態でうっかりレバーを握ってしまった場合は、ほんの少しピストンを戻すようにするのが良く、派手にやるとこんな感じでダイヤフラムに致命傷を与えるので絶対やってはいけない。970とかその時代は二輪的な丈夫な構造だったのでこういうことはほとんど発生しなかったと思われる。その意味では、ブリーディングが面倒くさいHopeのレバーは理にかなっている気がする。もしHopeがミネラルオイルに全面移行したらHopeのレバーも試してみたいところ。

おまけ: シューグーでの補修サンプル

キャップをセットした状態で内側から

キャップを外した状態で外側から

先の記事にあった「シューグー補修」をテスト。キャップの外側から息を吹き込んだ際、ダイヤフラムだけが膨らむことを確認。しかし、こんな状態で長期利用に耐えるとは思えないので、これはスモールパーツが手元にない場合の緊急措置のサンプルとして考えておく。

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