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新しいスラムのX0は1,600米ドルで41^^ 29万円

スラムの新しいコンポの基本セット(X0 Eagle AXS Transmission Groupset:GS-X0-E-D1)、定価は1,600米ドルで、日本では41 29万円

日本ではちょっとお高いけど日本のカス市場は無視

なんだかよく分からんけど、2023-04-27時点で価格が違っているので訂正。単に見間違えたか、変更したか。いずれにしても不正確な情報は放置できないので修正しておく。
もともとのびっくり価格はサイスポの記事で(X0はPower Meterなしのものと思われる説明にパワーメーター付きのタイトル)、今も価格はそのまま残っている。紙じゃないので容易に訂正できると思うけどなぜか未だに放置。

この方のTweetによると、自分が見たものはやはり幻ではなく、あたおか価格の見直しを行ったようだ。

価格について、自分の観測範囲では批判的なものが多く、おま国規制に対する憤りも見られた。1,600米ドルという希望小売価格は、北米ではシマノXTR様よりちょっと高いくらの価格のようだ(Jenson USA等で確認)。

スラムとしては、規模の小さい日本のMTB市場は注目に値しないので、価格は代理店任せになるだろう。嫌なら買わなければ良い、みたいな。日本での価格をスラムに報告しても良いだろうけど、そのようなものはスラムから無視されるか、回答があったとしても、「代理店が現地の事情を考慮して決めているので、当社はそれに対して指示等を行うことはない」みたいなものになるはず。まあ、最近は翻訳ツールが充実してるので、我慢ならないと思った人は是非スラムへ(窓口不明だけど)。

とはいえ、この国内価格によってシマノは価格競争をする意味が全く無いので、例えば、CN-M9100が1万5千円となったとしても、100ドルのCN-TTYP-X0-A1が2万4千円 1万8千円なので「スラムより安いからいいじゃん」的な感じになる。なので、スラムは高いから買わない、シマノを買う、という単純な話でもない。アメリカでのXTR様チェーンCN-M9100 (126L)の定価は$68.99なのでX0よりだいぶ安い。

日本のMTB市場(規模)がハナクソというのはシマノから見ても当然同じなので、この傾向が続けば、価格を上げる方向の「価格競争」が続き、いずれごく一部のお大尽な人たちとその家族だけが楽しむ遊びになりそう。自分にとっては所詮気晴らしの一部なので、そんな感じになってもちょっと残念なだけで困りはしない。自転車販売店はどうなんだろう?自分にはよくわからないので、せいぜい頑張ってください。

UDHについて

それはそうと、この長い記事はなかなか読み応えがあった。スラムが各完成車メーカーにRDハンガーの規格「UDH」の採用を働きかけ、2019年から本格的に導入開始、最近は対応製品がかなり増えた。地ならしを済ませたところで、満を持して今回の新型を発表。
過去製品との互換性はほぼなく、また、UDH対応が前提なので未対応のフレームでは使えない。詳しくはリンク先記事にある「The Trojan Hanger」の段を参照のこと。シマノには「ダイレクトマウント」というのがあるようだけど、MTBではほとんど採用が進んでない気がする。

斜めになってるケージについて

★★★★★★
「ゲージ」じゃないので、「ゲージ」と書いて未だに気付いてない人はいい加減直してください。
★★★★★
これはシマノ12sRDでも同じ。海外YouTuberが気づいたのを自分でも確かめた。SRAMの場合はハンガーがないので、曲がっているかどうかの判定は今までとは違う。曲がった場合に今まではハンガーを交換すれば良かったのが、これからはフレームを交換するかRDの一部を交換するかのどちらかになる。設計上は、アクスルに負荷がかかることになっているようなので(要出典)、派手にぶつけた際にフレームがブチ壊れることはないとされる。

油圧ディスクブレーキとかなんとかかんとか

油圧ディスクブレーキに関する個人的な感想を書いてみる。 輪行に難あり、または輪行は不可能という幻想 自分もVブレーキから移行した当初(2010年頃)はそう思っていたが、実際やってみると慣れの問題で、輪行は油圧ディスクブレーキを忌避するための決定的な要因にならない。 片道で1回と数...