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ステムを少し長く、ハンドルバーを少し低く

しばらく50mmステムと30mmライズで760mm幅のハンドルバーを組み合わせて使っていたが、ちょっと気分を変えてみることにした。ハンドルバーについては、木に左手小指を打ち付けたり、塀と電柱との間を抜けようと思ってはまったりしたため、普段最も多く走る場所での利便性を考えると760mmは幅が広すぎた。

70mmのステムは、思った以上に違いが分かる。車体を倒しながらいつものように舗装路でコーナーリングをしてみたところ、極端な切れ込みがなくなり、安定感が上がった。50mmの時はちょっとした動きでぐいっと曲がったが、たった20mm長くなっただけで過敏な反応がなくなって良い感じだ。ただ、下りでは前のめり気味になるので乗り方を工夫しないと前転の可能性がある。

手持ちの古いリムに、デカールは2015年版の新しいもの。注文してもなかなか来ないのでポルトガルに発注。年末を挟んだため、注文から数週間かかった。この点、Slik Graphics は担当のEmaさんがきちんとしていて納期も早い。

長瀞でどろんこ遊び

スマホで撮影
半年ぶりくらい(?)に長瀞ツアーで走って来た。梅雨の最中で開催が危ぶまれたが、主宰の英断によって開催の運びとなった。

とはいえ、連日の雨のため、路面がそれなりに湿っており、いつもの高速メンバーでありながら、この日は今までにないくらいのスローペース。普段は冷や汗をかきながらついて行くのがやっとな私であるが、今回に限ってはほぼ自分の技量範囲で、路面の変化を感じ取りながら走ることができた。チェーン落ちはもちろん皆無。

唯一残念だったのは、リアタイヤが1本だめになったことである。
ガレ場に入る前かガレ場の途中か覚えていないが、どこかで小石か何かで穴が空き、それに気づかず50cm位の段差でリアから着地したところ、普段のリム打ちとは異なる感触があり、出口に着いたときにはタイヤがブカブカになっていた。

考えてみれば、こんな路面状態なのにも関わらず、ドライコンディションみたいにタイヤがグリップしていたので、その時点でおかしいと思うべきであった。

空気を入れてもらって確認したところ、ビード付近に長さ3mm位の裂け目から盛大に空気が漏れ、シーラントでは塞ぐことができない。やり慣れていないやらなくても良い、ちょいジャンプでとどめを刺してしまったようだ。

主宰から軍手を借り、シーラントでどろどろになりながらチューブを入れ、35PSIで走ることに。「軍手を借り」と書いたが、正確には「借りて、シーラント漬けにして汚したまま返した」である。


翌日、リムを子細に確認したところ、ほんの少々塗装の剥がれ程度の傷が付いていた。縦横の振れはこのホイールを組み立てたときと変わっていなかったため、軽くバリを取って終了。2本目にしては意外とうまく組めているようである。まあ、リムが丈夫ってのが大きいのだろうけど。
それにしても、あのガツンとした着地は非常に良くない。



どろんこ遊びをすると、その後の後始末が面倒だ。現地では荒川でそれなりに洗っておいたが、それでもあちこちに詰まった泥は取り切れない。FDをリリースすると乾いた泥がばらばらと落ちてきた。水に泥とチェーンルブが混ざって、チェーンから墨汁のような液が垂れて床を汚した。

ホイール前後、クランク、BB、シートポスト、ブレーキパッドを外し、目に付く汚れの大半を落とした。川にホイールを浸けたせいで、リム内部に水がたまっていた。リムテープは貼り直しになるが、ちょっと事情があるので、これは剥がしたまま放置。
で、今このような状態。

チェーンも洗浄したので、走る前よりきれいになった。フォークは外していないが、Cane Creek の 110シリーズは "Dual-Seal" クラウンレースがあるので、なかなかベアリングまで汚れが入ることはない。さすがCane Creek、スレッドレスヘッドセットの元祖である。

RockShox Revelation RCT3 Solo Air 140mm 2014

まあ、そういったわけでフォークが黒い RockShox Revelation RCT3 になったわけだが、本日の長瀞のツアーで使った限りでは、なんの問題もない。ぬるぬるで良く動き、剛性が低いと感じることもない。BBが低くなったおかげで乗車時に目線が高すぎる感じもなくなった。おまけに200g近く軽い。輪行袋に詰めた状態で小走りできる位である。

最近の RockShox といえば、Pike が注目されがちで、Enduro/AM 系の新車に Pike がセットアップされていることが多い。しかしこの Revelation は非常に良い。不当に評価されている気もする。
Revelation に限らず、デザインはやはり Fox の方が垢抜けていて、RockShox はグレードの低い XC や 30 と上位製品とで、さほど見た目に差がないという点も、所有欲をかき立てない原因かも知れない。


内側に貼り付けてあるデカールがそれなりにダサいと思っていたが、山中の少ない光量の下で乗車した位置から見ると意外にいけている印象だった。Solo Air は Diffusion Black というつや消し黒で、DPA のつやあり黒だと「やはりRSはなあ...」と感じたはずだ。白はつやあり、黒はなし、ってのが良いのではないか。ショットピーニング+陽極酸化で黒だったら相当良いんじゃないかと妄想中。

ケツの方から
今日はかなり気温が低かったが、路面は99%乾いていて走りやすかった。土曜に神保町で購入して前後輪に装着した Minion DHR II 3C/EXO/TR の具合が大変に良く、落ち葉が積もった場所以外では滑ることもない。EXO Protection のおかげでガレ場でサイドをこすっても裂ける心配がなさそう。
先行車の後輪にはじかれて転がってきた小岩を避けようとして横の岩盤に1秒程度ノブをこすったようだが、ほぼ新品から変わりないようなので、ノブの耐久性も良いはずだ。

買い直したタイヤは、先日の不良品と違ってねじれ具合は許容範囲。リアは数mm、フロントは5mm程度のねじれである。


岩盤にこすっても無事だったタイヤであるが、その代わり、リムに数カ所傷が付いた。

前輪はニップルにも少々傷が付いている。

後輪は表面がちょっぴりささくれ立つ程度。こちらは本日ヤスリでバリを落として修正。

乗り方が下手なためにこういったところへの傷が増えるのではないかと思う。色々と余裕がないため、とりあえずタイヤやホイール・サスペンションフォークに頼った走り方しかできていない。

まあ、こういったわけで、Pike RCT3 は重くて大げさなため、Slackline Ti にはやり過ぎ感があるという結論になった。Charger Damper みたいにメンテナンスが面倒くさいということもなさそうだし、当分はこのフォークで行こうかとも思っている。


今日決めた設定メモ。これでサグ25%くらい。
  • 空気圧:70PSI
  • LSC:全開から4クリック
  • リバウンド:カメからウサギ方向へ8クリック
フォークに貼り付けられた RockShox の Air Spring Guide の通りにするとかなり硬めになるので、それよりだいぶ低い設定になっている。もしかしてこれは排便後空腹時全裸測定での値なのではないだろうか?装備品をすべて身につけた状態で 63kg のライダーに対して 75PSI~ ってのはいくら何でも辛い。これでサグ25%は出ないと思うのだが。

Schwalbe タイヤの傾向

先般より書いているとおり、Schwalbe タイヤはノブの根元に亀裂が入る傾向にある。欠点と見ればそれまでなのだが、私が走る程度であればノブがもげてしまうまで相当時間がかかる。単にそういう傾向にあると考えれば特別気にするほどのことではなさそうだ。

先日の里山低速走行と舗装路走行、そして一昨日の長瀞ツアー走行でいくつかのノブの根元に損傷が見られる(写真の赤枠部分)が、まだごくわずかなものであり、年内に剥離することはないと思われる。

数回使用した Maxxis Minion DHR II EXO TR と High Roller II EXO TR はいずれもタイヤのねじれが目立ち、そちらの方が少々気に障る。価格が安く入手性も良いので、この Hans Dampf がだめになったら本格的に走り込んでみようと思う。

ホイールはやはり硬いようだ。今までのテンションやや低めのものと比べると少々跳ねる感覚があった。もう少し乗り慣れてくればうまくいなせるだろう。

ホイールが硬い(かも?)

またいつものところへ行ってきたのだが、しばらく乗っていないくせにまたいつものように三脚とカメラをバックパックにぶち込んだもんだから肩も腰も痛い。
で、新ホイールとタイヤ(Hans Dampf)には意外な硬さを感じた。スポークテンションが高いせいなのか、結構ゴツゴツした乗り心地である。グリップはくたびれたNobby Nic より悪い感覚があったが、乗り方の問題かもしれない。

先代のリムで走っていた頃は、やたらと歯飛びが発生していたが、これに換えてからなぜか治まった。34Tx21Tでぐいぐい踏み込む練習をしすぎて少々緩んでいたせいか、あるいはチェーンルブをFinish Line セラミックウエットルーブに換えたからかもしれない。
いずれにしても、リムを換えてスプロケットの歯飛びがなくなるなんてことはあり得ない。ただの整備不良だ。

同じような角度ばかりで新鮮味がない
数年前に黄金色に染まった銀杏の広場に来てみたが、やはりまだ時期尚早であった。今月下旬か来月頭あたりに再訪してみよう。

それにしても三脚が、重い。

リム交換

白黒の外見がなかなか気に入っていた Spank Oozy Trail 295 Bead Bite だが、TLR セットアップが非常に面倒くさいのと、長瀞2回でサイドが少々へこんだのとで、残念だが諦めることにした。
新しいリムは、Hope Hoops として購入したホイールセットをばらして外した Stan's NoTubes Flow Ex 。内幅 25.5mm で、500g前後のアルミリムとしてはかなり幅広のものになる。

「25.5mm」という仕様だけ見て幅が狭いと勘違いする人がたまにいるが、Flow EXの外幅は29.1mmである。様々なリムメーカーが外幅しか書いていなかったりすることが原因で、ETRTO ではどのサイズになるのかさっぱり分からないことがある。
ちなみに、Gee AthertonRachel Atherton が乗る 2015 GT Fury のホイールは、この ZTR Flow EX を使用している。

チューブレスに有効なのは幅広リム、もちろん内幅のことを指している。内幅が同じで外幅が広いリムは強度を稼ぐためにそうしている傾向がある。
3年前にこの記事を読んで以来、リムの内幅が気になるようになった。もっとも、タイヤ幅に対してリム幅が極端に広いと、今度はサイドが使えなくなり、自転車を倒した際に転倒しやすくなるのであるが。

今回は前回の経験から、いくつか事前準備の手順を増やした。具体的には、

  • リムに養生テープを貼る
    スポークの先端で引っかかってリムの塗装が剥げることを防止。
  • 白スポークに養生テープを貼る
    調整中の塗装剥離を防止。
  • 初期段階ではスポークがニップルから抜けない程度にする
  • テンションの高い方から張る
  • スポークプレップを塗ってみる
  • リムの設計容量上限近くまでテンションを上げる
といったもので、ホイールを組んだことがある人にはどうでもいい話だ。

また、ニップルには DT ではなく Sapim Secure Lock を使ってみた。それがどういったものかはリンク先を参照。DT はニップル内部に緩み止めをあらかじめ塗布するという手法で、Sapim はニップル自体の構造でスポークの緩みを防止しようとしている。


Hope Hoops の前輪にはなぜか DT Squorx っぽいものが使用されていた。

完成時の重量は、フロントが 858g、リアが968g 。前回より116g増しになった。確実なTLRセットアップが得られ、タイヤ制限がなくなると思えば、これくらいは我慢しよう。
計測に使用したのはタニタ デジタルクッキングスケール KD-177、いずれは 0.1g 単位で量れるものが欲しい。

で、フレームに取り付けるとこんな感じ。今ナタジゴさんのところにあるものとホイールの外観はほとんど変わらない、遠目には同じに見える。RockShox が赤白黒なので、これもまあ悪くはない。Maxxis の黄色いロゴが入ればまた違った印象になるかも。

Hope Pro 2 Evo


The things you own end up owning you.
 というのは、映画 "Fight Club" の有名な(そして物語の核ともいえる)台詞だ。これを忘れたことはないが、決意を新たにするたび、折悪くセールのメールが来たり、MTBサイトで魅力的な製品紹介があったりする。

ところで、Hope Pro 2 Evo である。どういうわけか、40TのSPハブがついたホイールセットが手元にある。40Tというのは、いわゆるノッチ数のことで、先代の24Tから16T増えている。SPは Straight Pull を意味し、一般的なJベンドではなく完組っぽい見た目になる。

Mavicのような完組ホイールと異なるのは、スポーク数が32本で、スポークとニップルはSapimの汎用品である点。
共通の付属品は、リムデカールが2枚ずつと、スポークとニップルが1セットずつ。フロントホイールはQRで出荷され、15mmTAアダプターが同梱される。

まだ舗装路を走っただけなのでよく分からないが、騒々しいラチェット音は健在である。16T分周波数が高くなっているように感じたが、音量自体はほとんど変わっていない印象だ。

同梱の予備スポークが前後とも同じ長さなので不思議に思い Hope に確認したところ、前後左右すべて同じ 266mm とのこと。よく見るとフランジの高さが左右で異なる。ハブ自体もオフセットしてるのか?

でも、どうやって Sapim Race SP Black 266mm を手に入れたもんだろうか。

Lewis LHTというTrickstuff Maximaそっくりさん

 Lewis LHTというTrickstuff Maximaそっくりさんがちょっと話題になってるみたい。 某代理店等は普通に紹介してたけど、「Trickstuff Maximaインスパイアード」「Trickstuff Maxima系」くらいは言っても良かった気がする。日本ではさほ...