Hope Pro 2 Evo


The things you own end up owning you.
 というのは、映画 "Fight Club" の有名な(そして物語の核ともいえる)台詞だ。これを忘れたことはないが、決意を新たにするたび、折悪くセールのメールが来たり、MTBサイトで魅力的な製品紹介があったりする。

ところで、Hope Pro 2 Evo である。どういうわけか、40TのSPハブがついたホイールセットが手元にある。40Tというのは、いわゆるノッチ数のことで、先代の24Tから16T増えている。SPは Straight Pull を意味し、一般的なJベンドではなく完組っぽい見た目になる。

Mavicのような完組ホイールと異なるのは、スポーク数が32本で、スポークとニップルはSapimの汎用品である点。
共通の付属品は、リムデカールが2枚ずつと、スポークとニップルが1セットずつ。フロントホイールはQRで出荷され、15mmTAアダプターが同梱される。

まだ舗装路を走っただけなのでよく分からないが、騒々しいラチェット音は健在である。16T分周波数が高くなっているように感じたが、音量自体はほとんど変わっていない印象だ。

同梱の予備スポークが前後とも同じ長さなので不思議に思い Hope に確認したところ、前後左右すべて同じ 266mm とのこと。よく見るとフランジの高さが左右で異なる。ハブ自体もオフセットしてるのか?

でも、どうやって Sapim Race SP Black 266mm を手に入れたもんだろうか。

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