物欲に全敗中

同僚が忌引きのため、休みのはずの月火が休みにならず、彼が戻る前日の水曜まで出勤となった。9日連続出勤、おまけに今日は朝8時から電話鳴りっぱなし、ようやく今頃になって落ち着いた。


Stan's Notubes Arch EX + Hope Pro 2 EVO + DT Competition 。強度は劣るが、重量は Crossmax SX と同じ。主に通勤用だ。

リムテープは 25mm だというから、同時購入して頑張って貼り付けようとしたら失敗。作業中にお客さんから電話があり、4回ほど中断、途中で一度巻きかけのテープをだめにした。

あまりにもうまくいかないので、旧版の Arch かと思い、ノギスで内径を計測したが、やはり新版の EX に間違いない。約21mm 程度までカットした時には既にテープが残りわずかで、フロントホイール分しかなかった。
やむを得ず、丸めて捨てるつもりだったテープの細切れをまた21mmくらいまでカットしてつぎはぎ。

当初、チューブドでテープを密着させてからUSTタイヤに変えようと思っていたが、これじゃだめだ。1周できたフロントはともかく、リアはまた貼り直し。

自分の考えを信じるべきだったなあ。いくらテンションかけて引っ張っても、25mm幅のテープが4mmも狭まるわけがない。


ヤスリみたいなコンクリの土手で遊ぶからタイヤがすぐに傷む

それにしても、リアタイヤがいよいよまずい。回転方向に対して直角に4センチほどの裂け目と、サイドに直径5mm程のほつれが。都内を走っているだけなんだが、これはもう50kmも走れないかも。幹線道路を走行中にバーストしたら怖いので、裏道を行くことにするか。

作業性の良し悪し

ねじ曲がったか、リッチー!
Ritchey WCS Trail は、ステム本体が220°で、ハンドルバークランプで仮締めしなくても、バーの位置決めが容易にできる。ボルトは裏から留める形式で、ちょっと作業がしづらいが、それほど面倒ではない。

フォークコラムをつかむ方のボルト穴は妙なオフセットのためにだいぶねじけて見える。Thomson など普通のステムの場合、取り付け時の目安をギャップ部分にしているのだが、このステムの場合はどうにもならない。これもまあ、慣れの問題で何とかなる。

WCS Trail シリーズの塗装は "Ritchey Blatte Finish" という。Blatte の意味がよく分からないが、フランス語だとゴキブリのことらしい。もしそうだとしたらあまり趣味の良い冗談ではないなあ...。「リッチー式ゴキブリ仕上げ」じゃあんまりだ。きっとほかの意味があるんだろう。そうに違いない。


で、Moots の新しいフレームに関するこんな記事が。この写真。
トップチューブと左シートステーに溶接されているこの部品は、ブレーキホースを通す穴。ブリーディングは、レバーとキャリパーを接続した状態で行うものだが、このフレームで作業するのは手間がかかりそうだ。ブリーディングを済ませた状態でホースを取り外せる製品は存在するが、この穴を通すのは無理そう。
シマノ製品であれば、(1) キャリパーにホースを接続する (2) シートステーからヘッドチューブへ向かってホースを通す (3) コネクティングインサートやら必要な部品をホースに取り付けてレバーに取り付ける (4) ブリーディングする という手順になるか。

先日ケーブル・ホースのルーティングを変更した際、いったん、トップチューブのクランプ(プラスチック製)をすべて外す必要があったが、このフレームではいったん決めたら最後まで変えないくらいの決意が必要だ。

どういう設計意図があるにせよ、私ならこの画像を見た瞬間に買う気が失せる。記事には「外してつけ直す、ブリーディングする、15分くらいだろ」なんていうコメントがあるが、オリーブは外さないと穴を通らないだろう(そもそもオリーブは使い捨て)。私など、外してからあれがないこれがないと大騒ぎしそうだ。


Slackline Ti/853/631, 4X をはじめとした Stanton Bikes製品はもちろん、ごく普通の設計なので、こんな不思議なことはない。安心してご購入を。

Tiで前回と同じところ

前回より気温が低くて走りやすい
前回と同じところを走ってきた。体調が悪く家で療養中のナタジゴさんから、レッドピョンピョン隊のご三方が7時に現地を出たとの情報を得たが、タイミングが合わず見つけられなかった。もっとも、今日は1本でおしまいにする予定だったので、これはこれでありだ。

前回は空気圧高めだったが、今日は前30PSI、後ろ35PSIにしたところ、ふかふかしてかなり走りやすくなった。ちょっとした段差を下りる際、リアから先に着地した瞬間の衝撃吸収がいい感じ。前もかなりよくグリップし、カーブで流れる気配は皆無。

前回同様、車重の軽さはとても助かる。輪行でも2kg弱の差は大きいし、走っていても疲れ方が違う。ホイール(Crossmax SX)が軽いだけでなく高性能なせいもあるがとにかくよく進む。CRCカスタムのフロントハブ(Nukeproof Generator)がちょっと回らなくなって来たので、その差もあるか。機材の違いに鈍感な私でも、山を走るとやはり違いがよく分かる。

UST 対応で内径21mm、重量1755gというのはさすがMavic という感じだ。円高の時に購入したといえども65,000円もするだけある。


この日は前回ほど気温が高くなく、割と走りやすかった。また、気分転換に別の駅から出発したところ、途中で10人ほどの軍人を見かけた。私は割とぐずぐずしていたので、トレールヘッドから先で彼らの姿をみることはなかったが、所々に新しいブレーキ痕があったので、初心者も少し混ざっていたようだ。それ以外は、帰り際に地域活動で何度かご一緒した方にお目にかかることができた。多分、今日のルートが普通の人向けで、普段のところはあまり人気がないのかも知れない。

Slackline 631

ニューズレターが来た。今年はずいぶん頑張っている様子。

同じように作れば同じ重さ、というけど、631 は Ti 系なので、ちょっと重くなっているのでは?強度についても、単位重量当たりで比較すると、631 はクロモリの525と同じようなもんだ


ともあれ、GBP385(VAT incl)はずいぶん安い。4X譲りのトップチューブブレースもいい感じで、全体的な見てくれも悪くない。

このフレームの諸事情はハブ毛の方が詳しいのでぜひこちらをご一読

Stanton 4X now available!

ハブ毛の方がご注文中の Stanton Bikes 4X 、ついに発売となったようである。

ビデオもなかなか良いが、フレームの具合もかなりいい感じで、これは是非ともハブ毛の方にお目にかかり、じっくりと眺めてみたいものである。もっとも、まだ紆余曲折が続いているようだが(こちらには私も相乗りさせていただいているので、申し訳ないところがたくさんあります)。

この調子で Stanton Bikes の品揃えが増えていくと良いなあ。

なんていっているうちに、Slackline 631 も発売だと!ホーペーでは未発表だが、RRP GBP 385 で、853 よりだいぶ買いやすい値段になっている。EU域外ならVAT免除になるので、まずは Dan にメールを送ってみよう。重量とかいろいろな面で 853 の弟分になるのか、いとこになるのか。ヘッドチューブ 44mm、シートチューブが 31.6 ポスト対応なので、Ti の鉄版といった方がいいのかな。

墨汁製造器?

黒い、そしてチェーンステーにもルブがべっとり
今月は土日勤務、そして明日も出勤。夏バテで腹の調子が悪いので、休みでも山に行く気力がない。山が近くにあれば行くのか、というと多分行かないと思う。

最近チェーンルブを何にしようかと迷っている。先週は、以前ダイナコのイベントでもらった「セラミックウェットルーブ」を使ってみた。これは週合計50km程度の使用で、かなり黒くなる。チェーンの音がほとんどしなくて良いのだが、この汚れ方はなかなか厳しい。


あまり黒くない、そしてチェーンステーもそれほど汚れない
一方、木曜から試験的に使用している「セラミックワックスルーブ」は、それほど黒くならずにハナクソみたいな塊がこびりつく。その代わり、すぐにチェーンがちりちり鳴り出す。潤滑はしていると思うが、「ウェット」の滑らかさに慣れると、こちらはちょっと気に障る。黒くもならずに音も鳴らない潤滑剤はないものだろうか?


60mm F2.8 DN
おまけ。Crossmax SX のスポークが折れても自分で直す。フロントはSTと共用で、ST用の黒スポークが入っている。だったら1本減らしてその分安くして欲しい。



それにしても、これ、良いなあ
DT SWISS 350 Straight Pull
対応しているスポークは DT Competition Straight Pull だけだが、ZTR Arch EXとかで組むとかなりいい感じに軽くなる。240 の方は高すぎるので、完組を買った方が良い。まあ、350 でも相当高いけど。

フロントシングル化計画中

SAMさんに以前勧められたが、未だに二の足を踏んでいるフロントシングル化計画。しかし、価格面でも折り合いがつきそうな製品がこれ。FBでSAMさんがシェアして下さったのを見て、いよいよ計画を実行に移すときが来たと決意。

Race Face Single Ring Narrow/Wide 30T。RD-M786 とか、スタビライザー付きRDと組み合わせれば、チェーン落ちも防げそうだ。
後はこのリングをどうやって守るか、それはこれ、MRP AMG で解決。私は過去にぶつけているので、その恐怖感からバッシュリング等は必須(そのときはフロント3枚で走ってた)。ここの人も同じような心配をしている

シフターとアウターケーシング・ワイヤー・FD・インナーリング・バッシュリングがなくなるので、で100gくらいは軽くなるかな。

Fox Racing Shox 上場の噂

この記事によると、Fox Racing Shox が上場する予定だそうだ。まずは市場からUSD1億2000万を集め、 USD 5290万 の負債の消化にあてるとか。

興味のある方はこのニュースを継続してチェックしていこう。


[2013/08/08 追記]
明日、Nasdaqに公開だそうだ

久々に例のところへ行ってきた

広角なのでもっと絞ろう
骨折が治ってからここへは来てなかった。1年くらい来てないことになるのかな。軍人に道を教えてもらった思い出深い道。当時は最後の斜面にびびっていたが、いまは落ち着いて走れるようになった。
この場所へ来るまで短い登り返しに木の根が張り出したりしていて腰が持たない。避けていた理由のひとつがそれなんだけど、それでも来る価値がある。難易度が低いので、速度を抑えてのんびり走るのにはちょうど良い。


この日は朝からクソ暑く、ちょっと立ち止まると額から汗がぽたぽた垂れる状態。山の中は日差しが遮られるのでまだましだが、その代わり蚊が多い。そして相変わらずクモの巣だらけだ。
夜中に雨が降ったらしいんだけど、山の中は特に影響がなく、もう少し降らないと乾燥しすぎて逆に走りづらくなると思えるくらい。

こういう状態だと、メレル カメレオン5は、路面でもペダル上でも非常に良くグリップする。乾いた路面では理想的なソールだと思う。

タイヤもほぼ新品であるせいか、地面に突き刺さるような食いつきっぷりで、本日のスリップ回数はゼロ。特にフロントの Mountain King II 2.4 UST が良い感じだ。このくらいの山であれば、リアに X-King を使えば漕ぎも軽くてベストな組み合わせである。


で、Crossmax SX で 11.7kg になった Slackline Ti 、やはり軽さが実感できる。フリーがジャージャーうるさいけど見た目も良いし、太いタイヤを使えるので、山道での常用ホイールになりそう。これで補修部品が簡単に手に入れば最高なんだけど。


おまけ。
秋になると、ここは黄色の絨毯になる銀杏の林。

Lewis LHTというTrickstuff Maximaそっくりさん

 Lewis LHTというTrickstuff Maximaそっくりさんがちょっと話題になってるみたい。 某代理店等は普通に紹介してたけど、「Trickstuff Maximaインスパイアード」「Trickstuff Maxima系」くらいは言っても良かった気がする。日本ではさほ...