ローターが曲がったら手で直す

ディスクブレーキを使っていると、ローターがパッドを擦ることがよくある。キャリパー取り付けボルトを緩めてホイールを回し、ブレーキレバーを強く握って止め、その状態のままキャリパー取り付けボルトを締める、というのがポストマウントタイプで行う通常の手順であるが、どうしても解消しない場合があり、その原因はローターの曲がりであることが多い。

当初は、DT-2 という工具の代わりにモンキーレンチを使用してみたこともあるが、あまりうまくいかなかった。2年前に pinkbike に掲載された Tech Tuesday - Rotor Straightening という記事を読んで実際にやってみたところ、これが一番良い方法であることが分かった。

今後ロードバイクにもディスクブレーキが増えてくるはずなので、この方法はかなり有効だろう。MTBでガレ場を下っている時などはローターが多少こすっていても全く気にならないが、舗装路を延々と走り続けるロードバイクでは、ちょっとしたローターの干渉がかなり気になると思う。

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