昨年の11月末に注文したフード付きパーカがようやく届いた。Danによると、Slackline が非常によく売れているのと、いろいろとオーナー向けイベントをやっていたせいで多忙を極め、発送がずいぶん遅れてしまったそうだ。Slackline 853 がdirt 100に選ばれたと聞いて、Danに、遠回しに「くれ」といったところ、Slackline の紹介記事が掲載された号と一緒に、パーカに同梱してくれた。当初はTシャツも、と言っていたけど、まあいいや。
dirt 100 の選評としては、やっぱり「1台あれば何でもできる」というところ。自走でトレールヘッドまで登って下ってその後ジャンプしちゃうなんてのも可能で、1x10ギアにトラベル可変フォークなんか超おすすめ。「ハードテールはもう終わった」なんていう前にSlacklineに乗ってみろ、だそうだ。公式ページはこちら。
dirt Mountainbike Magazine 118号では、見開き2ページにわたって紹介されている。趣旨はdirt 100とだいたい同じ、登りも下りもジャンプもマニュアルもターンも、全部これ1台で、といった感じ。シートチューブがもうちょい太くて、さらにハイトアジャストシートポスト用のダボがあればもっとよかった、とのこと。なお、この記事は、Tom Gaffney が pinkbike にアップロードした画像があるので興味がある方はそちらを。
ひさびさにStanton Bikesのサイトを見たら、フレームが売り切れになっていた。予想通り、次の入荷は1月下旬から延びて2月初旬となった。EU域外VAT免除になればもっと売れそう。色もあと2色くらいは欲しい。白とオレンジ、とか。いや、色以前に細かい作りの品質向上が必要かな。ISCGタブをBBシェル断面に対して平行に溶接するとか、BBシェルの精度を上げるとか...。同じ台湾製フレームでも、Tomacのほうが品質は良さそうだ。
[2012/06/17 追記]
dirt 100 の徐々に Web 版が公開されているのを忘れてた。記事はこちら。dirt 100 には、Curtis Bikes の DH なんてのもあるが、Curtis のサイトにはみあたらない。ヘッドアングルがなんと 64度とのこと。定価は GBP 699.99から、となっている。日本では1ポンド=250円+送料+αくらいの価格設定なので、20万くらいになるのかな。GBP 400(+送料)のSlackline 853 は、ISCGタブや塗装の具合が正規で取り扱えるような品質じゃないけど、Curtis の価格設定、私には未だに謎。
私なら、鉄フレームに20万も出すんなら、Slackline やら NS Bikes Surge とか Cotic BFe くらいのフレームを買ってパーツに金かけたい。あるいは、ちょっと足してアルミのフルサスを買う。あるいはせいぜい Chromag Aperture か。これも9万近いので対して安くないけど(品質はかなり高そう)。
実をいうと、最初は Aperture が欲しかった...。Aperture が気になる人は一度店で見てみるのおすすめ。細部の仕上げまで非常に良く、あれこそ高品質台湾フレームと言うべき仕上げだ。ちょうど Slackline みたいな青が欲しい時期で、ターコイズブルーの Aperture には手が出なかった。
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