全員そろうまで時間があったので、岩畳にバイクを担いで運び、何枚か写真を撮ってみた。結局いつもの角度から、あまり代わり映えのしない絵になった。
朝、いつものように雑談を交わし、10時過ぎから宝登山山頂を目指して自走。どれだけきついのかと少々不安に思っていたが、去年の奥多摩に比べれば1/3くらいだった。とはいえ、あくまで比較の問題であり、登りが苦手な私にとっては休憩なしではとても登り切ることはできなかったし、登る速度は歩いた方が早いくらいだった。
今日は快晴、ペダルを漕いでいるとすぐに体が温まる。ベースレイヤーとアウターの組み合わせがいいのか、汗が結構早く蒸発するので、体があまり冷えない。道は砂利道で、多摩やツアーで走っている山みたいに、木の根や石ころだらけのところとは違うので、舗装路感覚でひたすら登っていける。短いチェーンステーと150mmフォークの組み合わせでもなんとか登れる姿勢がだんだん分かってきたので、多摩でも試してみよう。
山頂から下りの写真は夢中になって取り忘れた。神社へ続く参道がなかなかいい感じで、ここ走れるかな?というくらいの狭い階段脇斜面を一気に下る。それを3回ほど繰り返すと、アップダウンが続く普通のシングルトラックが始まるが、今日はハイカーが多すぎて思うように進めず、せっかくの下りも途中で諦めることになった。とはいえ、迂回路の短いシングルトラックもかなり楽しめたのでよしとしよう。
それにしても、かなりのオールドスクールバイクで全行程をこなしたTさんには感服。80mmくらいの骨董品級フォークに、ほとんど効かないリムブレーキで、にこにこしながら下りきってしまった。フォークが完全にボトムアウトしてゴツゴツいう音に、こっちの方が不安になるくらいだった。
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