時代はTKL |
「ホットスワップソケット」をすぐに壊す
折れソケット(左側は剥がし中、Tiger 80) |
面倒くせー |
安心と信頼のMill-Max 3305-1/2
これはさらに面倒くさい |
時代はTKL |
折れソケット(左側は剥がし中、Tiger 80) |
面倒くせー |
これはさらに面倒くさい |
不適切な単語をマスキングしました |
図にするまでもない構成図 |
ダイヤフラム引っこ抜きました的な |
破けちゃったY1XK98030 |
撮影のために引っ張って破損部分を強調 |
ようやく日本でもショートクランクで騒ぎ出したので感想を書いてみる。
HIBIKEからのインボイス |
スパイダーレスのチェーンリングはI/Fを各社手前勝手に作ってるので純正を選ぶのが正解。自分は見た目があまり好きじゃなかったので純正以外から探した。しかし、Hopeはサードパーティ品の選択肢が特に少なく、現在はBurgtecと後1社くらいしかない。以前はSuperstar Componentsも作ってたんだけど慢性的な在庫切れで、今じゃもうHope用は扱ってないようだ。
しばらく使った後、170mmにちょっとだけ戻してみるつもりが、Race Faceのカーボンクランク(170mm)が叩き売られていたので急いで購入、それ以来170mmのままになってる。
自分が155mmを試していた当時は、「身長が2m近くある巨人野郎なのに155mmとかキモい」「子供用か?」「アホなの?」「どうかしてる」「MTBやめちまえ」みたいな反応でションボリしていたけど(一部派手に脚色しました)、1年半くらいかかってようやく時代が自分に追いついてきた感じ。自分は今170mm使ってるけど。
アルミなのにこの軽さ |
自走がなくて、山道をただ登るとか下るだけなら非常に良い。登りで変な段差を超えるときにクランクの先端やペダルをぶつけにくくなるし、足が程よく中心に集まってる感じがして安心感がある。
一方で、ショートクランクは想像通り、徒歩で例えるなら小股でチマチマ歩いてる感じ。170mmから劇的な変化はないけど、力を出しきれてない印象が拭えなかった。
なので、無条件に褒めちぎってる人はただのプロ褒めちぎり屋なので注意されたし。
クランクブーツがロゴに近すぎてバランス悪い |
2024年はショートクランクが本格的に普及しだすのかもしれず、2024-05-16時点で、Samoxから最短145mmのTrail/Enduro向け激安カーボンクランクが発表になった。自分はHopeの超お高いカーボンクランク待ちだが、Samoxのやつは見た目が悪くないので、28.99mmとかいう💩規格を除けば非常に良い品である気がする。
油圧ディスクブレーキに関する個人的な感想を書いてみる。
自分もVブレーキから移行した当初(2010年頃)はそう思っていたが、実際やってみると慣れの問題で、輪行は油圧ディスクブレーキを忌避するための決定的な要因にならない。
片道で1回と数えた場合、300回くらいは輪行していてもう今や何が問題なのかわからないくらいである。14年でたったの300回となると1回/月くらいしか走りに行ってないということになる。多いときは3回/月のときもあったが、特に2020年以降の走行回数は極端に少ないので残念ながらそんなものだろう。
強いて何か挙げるとすれば、パッドスペーサーポロリの件か。これは、輪行中にパッドスペーサーが脱落し、うっかりブレーキレーバーを握ってしまうとかでピストンが不必要にせり出してローターが入らなくなる問題である。パッドスペーサーにはピンを挟み込むための仕組みが実装されているが、連続使用によって噛み込みがゆるくなる場合がある。その状態で自転車を運ぶとまれにスペーサーが脱落する。
これは確かに油圧ディスクブレーキ特有の考慮点で、自分は独自の「ポロリ完全防止システム」によってこれを解決することができた。
「ポロリ完全防止システム」 |
本システムは、パッドスペーサーの意図せぬ脱落を完全に防止するため独自に開発したものである。
パッドスペーサーはシマノXTR様(BR-M9120)の付属品、面ファスナーはMucky Nutzのフェンダー付属のものが余ってたのでそれを流用。幅10mm (転がってた金尺で計測) x 厚さ0.516mm (ミツトヨ デジタルマイクロメーターで計測)。今回はオープンソースとして本システムの仕様を公開したので、パッドスペーサーポロリ問題に苦しんでいる方は自己責任で試して欲しい。
システム稼働中 |
ミツトヨ デジタルマイクロメーターで正確に計測した気分になる |
マニュアル読もう。あと、ミネラルオイルは吸湿しないのでオイルの交換間隔は長めで良いらしい。自分はDOTのやつを使ったことがないのでわからない。DOTの製品を使ってる人に聞いて下さい。
ちなみに自分は鉱物油ではなくヒマワリ油を入れて使っている。シールが痛むとかいう障害は発生していないし、性能が落ちるという印象もない。このXTR様は購入から5年、もう数年前に保証が切れてるので壊れたら仕様通りに使っていても買い直しになるため問題なし。
ブリーディング時のエア抜きが不十分だと、レバー側を下にして輪行後、元の位置に戻すとブレーキフィールがスポンジーになることがあるが、ホイールをセットした後に何度かレバーを引いたり戻したりすればOK。
もうだいぶ前から多くの人が言っているとおり、MTBでは10年以上前に結論が出ているところを、別の界隈で新たな話題として盛り上がっているようだ。「リムブレーキ vs ディスクブレーキ」から「ワイヤー引きディスクブレーキ vs 油圧ディスクブレーキ」に関心が移りつつあるようなないような、よくわからない状況と噂で聞く。自分は昔のMTBに詳しくなく、ほぼ決着した後から乗り始めた新参者なので、そういう議論が活発だったことを知れるのは興味深いしありがたい。
Lewis LHTというTrickstuff Maximaそっくりさんがちょっと話題になってるみたい。
某代理店等は普通に紹介してたけど、「Trickstuff Maximaインスパイアード」「Trickstuff Maxima系」くらいは言っても良かった気がする。Trickstuff Maximaは日本ではさほど有名ではないみたいで、「二郎インスパイア系」の元祖が存在することを知らないような、そんな種類の反応をいくつか観測した。
Trickstuff Maximaの外観を真似ること自体の法的問題はよく分からんので、そういったことは当事者にまかせておけば良い。LewisがTrickstuffの何かを侵害したという主張をする人は、具体的に何をどう侵害したのか根拠を示す必要がある。
自分のような買うつもりもない傍観者としては、性能と品質が良ければ買いたい人は買えば良いと思う。本家にないいくつかの便利機能が追加されて価格は半分くらいだし。
YouTube動画とInstagramの投稿への返信を一通り眺めてみたけど、外観を参考にしたことは概ね認めているようだ。MaximaだけでなくPiccolaも。ハッシュタグ山盛りで、なんとも表現しづらい感じの投稿である。
ブリーディングのしやすさとか当たり調整機能の追加とか、本家Trickstuff Maximaに存在しないいくつかの改良点があるので、「Trickstuff Maximaにインスパイアされ、不満に思っていた部分を改善し、なおかつ価格を低廉に抑えた優れた製品である」と堂々と主張するのであればとても良かったと思う。実際、YouTubeやInstagramで見かけたLewisからの返信もそんな感じだし。
2023-09-05の投稿にある2023-11-08の返信には、Lewisは現在第2世代のブレーキを開発中で、そちらは独自のデザインになるとしている。なので、最近日本で目に入るようになったMaximaインスパイア系ブレーキは第1世代で、次世代でついにLewisの本領発揮ということになるようだ。その取り組みに期待したい。
Pinkbikeの記事は取材をせずインプレッションだけの記載になっている。そのためか、根拠を明示しないで「著作権ガー」とか不毛な投稿があったり、ちょっと人種差別的な風味のする罵り合いがあったりしてなんとも微笑ましい。
「パクリ云々を言うならタイヤのトレッドパターンはどうなんだ」とか、ほかの話を混ぜたがるコメントもちらほら。
Pinkbikeの記事は、「Patented」と「patent-pending」が混在していて分かりづらい。サマリーのところは「Patented」だけど、本文はそれらを「patent-pending」と説明している。もうちょっと正確に書いたら?と思う。
外観を手本にした先行製品があるわけだから、その説明を省略してプロ驚き屋的仕草で売り込むのはあまり誠実な態度とは思えない。ここでもおそらくタイヤのトレッドパターン的な話になるのだろうと想像。
自分は2021年4月に、納期が18月くらいとされていたTrickstuff Maximaをメーカーに注文したんだけど、結局2022年10月にキャンセルした。スペアパーツ等込みで1030.92ユーロ。
Wiggle ‘up for sale’ with Chain Reaction heading for administration - BikeRader
Wiggle Chain Reaction Cycles put up for sale as it enters administration - Cycling Weekly
先日、親会社の親会社が約束していた資金を支払わなかったためヤバいという話があったばかりなのに。
Bike24が気になったので調べてみたらだいぶ前に買い戻されていたとのことなので影響なし。
「CRCでHopeが見つからん、おま国規制か?」という投稿を見て、そりゃねえだろと思って仕向地をUKにしてHope製品を探したところ完全になくなっていた。Wiggleも同様。Hopeは商品を全部引き上げたのかもしれない。
もうすでにあちこちで話題になっているシマノ製クランクのリコール問題。"Voluntary Recall"は日本では「無償点検プログラム」と呼称している。実質的にはリコールと言っても良いだろうけど法的には(?)リコールではない(経産省のリストにも掲載されていない)。
4,519件の事故報告があり、うち6件が傷害事故であるそうだ[CBS NEWS]。負傷事故が日本で発生しているのかいないのか分からんけど、リコールではなく無償点検プログラムとしている理由はその辺にあるのかも。
製品不具合などさほど珍しいことではないし、出荷数が280万本に対して事故の報告は1%にも満たないのだが、こんな騒ぎになっているのはやはり長期間放置したことが大きく影響しているだろう。なぜ今ごろ?という当然の疑問に答える発表は2023-09-23時点で何も発表されていない。
ここではBikeRadarの記事を写経しつつ感想を述べてみる。日本での対応がどのようになるかの比較にどうぞ(ただし、これはBikeRadarの記事に筆者が感想を述べているだけで、北米での対応も今後正式発表によって変化する可能性はある)。
自分はロードバイクに乗らないので今回のリコールとは無縁だけど、6段目がゴリゴリうるさくて振動が酷いXTR様カセットを持ってるので、とりあえず捨てずに取っておこうと思う。
ちょっと心配なのはアメリカで集団訴訟を起こされるかも知れないという点。シマノは"Voluntary Recall"と言ってるけど、長期間放置を当局に非難された「自主」回収だったとしたら結構痛い。そんなことはないと願っている。
ところで、この残念ハブの件はどうするんだろ?これも欠陥みたいだけど、こっちに関してシマノは放置する予定なんだろうか。
Hopeで170mmを試すとか155mmを試すとかやっていたが思い立ってXTクランクセットを取り付けてみた。他の方が使用しているのを実際に見たことがあるブレーキキャリパーと比べると、このクランクアームは一見してあまり目を引くものがない。
以前XTR様を購入した際にはLT-FC41が付属していたが、現在は別売りになっているようだ。たまたま見かけたMTB系の掲示板でも同様の話題があったので、ある時期から工具の添付をやめたものと思われる。
諸事情でロックリング工具が増えた。
左から、シマノTL-LR10、Birzman Lockring Socket 12mm、Park Tool FR-5.2GT、シマノTL-LR15、IceToolz #09C2。Scylenceの失敗の後、代替製品の市販まで時間が極端に限られる中、なんとか頑張ったものの、かなりまずい問題が発生しているようだ。この動画を投稿した人によると、シマノが対策を行っているものの、基本的に設計がダメなので、根本的な解決にはならないそうだ。
動画を見ると、ハブシェルが削れてしまっているので、新しいものを書い直すしかないようだ。シマノはこの件についてリコール等は行っていないとのこと。
自分はシマノのハブを使っていないが、今世代のXTR様RDは、クラッチのカムユニットに付属するボルトが緩むというバカバカしい障害を経験した。緩み止めを塗布してその後は再発していないが、初物に手を出して痛い目に遭ういつものことなのかもしれない。
ちなみに、シマノのサポセンにカムユニットの障害について聞いたところ「製品が出たばかりで導入事例が少なく、他のユーザーで発生している報告はない」という内容の回答だった(2019年の話)。
To mount the Wolf Tooth ShiftMount (ISV-MM) on Intend Trinity brake lever clamps without purchasing the genuine adapter for the brake , yo...