半年ぶりくらいのブリーディング


洗濯ばさみに意味はない
最近あまりにもブレーキタッチがふにゃふにゃで、車体を逆さにして戻すとすっかすかなので、昨日の晩飯後から久しぶりのブリーディングを開始。

初期導入じゃないので、古いオイルを抜くところから開始。チューブをキャリパーにつけてもうまく排出されなかったので、新しいオイルをシリンジに満たし、キャリパーからレバー方向へぐいぐい圧送。あちこちのブログで紹介されている通りの、なんとも汚らしい色になったオイルがSM-DISC(黄色のじょうご)にあふれ出てきた。
じょうごがいっぱいになった時点でいったん汚いオイルを捨て、再び新しいオイルをキャリパーから圧送する。ここから先は初期導入時と同じ手順で進め、一晩カーテンレールにつるして放置した。

使ってないハンドルバーを利用
ブリーディングをする際、使ってないハンドルバーをメンテナンススタンドにはさみ、ブレーキレバーをそのハンドルバーに取り付けている。メンテナンススタンドを買う前は、椅子の背の上端にガムテでハンドルバーをベタベタに貼り付けて作業していたが、角度調整もできないし非常にやりづらかった。椅子に粘着材が残るので見てくれも大変悪い。

リアブレーキはホースが長いので、この方法は特に効果的。ミネラルオイル系ブレーキに宗旨替えしたナタジゴさんから教えてもらって知ったのだが、某ショップでもメンテナンススタンド+ハンドルバーでやってるそうだ。グリコール系のフルードならここまでやらなくてもいいのかな?


作業が終わったら安酒の空きパックにまとめてブチ込んで保管
今回使った道具類はこんな感じ。シリンジは2011年初に買って以来使い続けている汎用品(約500円)、洗濯ばさみはチューブと廃油袋をつなぐために使用。
左の黒い面ファスナーは、シマノのマニュアル「ミネラルオイルの注入と気泡抜き」(SI-0113A-001-00)手順7で、友達がいない人には必須。強力な太い輪ゴムでも代用できる。友達の代わりに、面ファスナーでレバーを目一杯引いた状態を保持する。

ブリーディング&エア抜きは、MTBメンテナンスでは一番重要な作業だが、専用工具はSM-DISCだけというのがありがたい。もっとも、もう少し長いチューブや、チューブを押さえる金具があればもっと作業性は良いのだが。


ところで、マニュアルを参照しようと思ってシマノのサイトを見たら、こんなページが公開されていた。ここからディーラーの作業手引きまで簡単にダウンロードできる。取説が充実しているのが、シマノのパーツ以外使わない理由のひとつでもある。細かい部品の入手性も結構良いし、初期不良があっても対応が早く好感が持てる。ディーラー向けの「基本作業書」に一通り目を通すだけで、かなり勉強になる。

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