フロントダブル導入

今月3日の長瀞走り初めで、砂利道の林道を34Tx40Tでも登り切れなかった悔しさからフロントダブル導入に踏み切った。
チェーンリングは、FC-M980-2 クランクセットに付属の 38-26 。昨年11月から自宅在庫品大処分大会を実行中であったが、このチェーンリングは見た目が美しいため残しておいたことが幸いした。

まだ本格的に走ってはいないが、34Tに慣れた貧脚には38Tはやや負荷を感じる。登りは26Tにすれば良いとしても、38Tx11T を踏み続けるには少し鍛錬が必要だ。本当にトレーニングをしたいのであれば、ワイヤービードのDHタイヤを装着して低圧で走れば良いのだろうが、やはり虚しいので普段山を走るときと同じ状態で行くことにする。もちろんロードバイクを購入するつもりもない。中学の頃から8年ほど乗ったので、細いタイヤはもうたくさん。

バッシュガードは MRP XCG 。日本の代理店では扱いがなく、海外のオンラインショップにもなし。仕方がないのでMRPの直販を利用したが、Blackspire BRUISER という同等製品の存在を知り、それが CRC で売っていることに気づいたのは注文して3日後のことだった。

取り付けはいつもの通り簡単。ロゴの付いた面をクランク側に向けて装着しようとしたことは秘密だ。ほとんどの人は38T程度のチェーンリングをぶつけるなんてことはないと思うのだが、私はこういったものがないと倒木を越えるのをためらってしまう。
また、リングタイプのバッシュガードは、超格好いいXTR様クランクの美観を著しく損ねるため却下。

いつものところを走った限りでは、チェーン落ちについて、Narrow/Wideタイプのシングルリングとの差を感じることができなかった。やはりチェーン落ち防止はRDのテンション次第なのではと、今のところは思う。

ローターが曲がったら手で直す

ディスクブレーキを使っていると、ローターがパッドを擦ることがよくある。キャリパー取り付けボルトを緩めてホイールを回し、ブレーキレバーを強く握って止め、その状態のままキャリパー取り付けボルトを締める、というのがポストマウントタイプで行う通常の手順であるが、どうしても解消しない場合があり、その原因はローターの曲がりであることが多い。

当初は、DT-2 という工具の代わりにモンキーレンチを使用してみたこともあるが、あまりうまくいかなかった。2年前に pinkbike に掲載された Tech Tuesday - Rotor Straightening という記事を読んで実際にやってみたところ、これが一番良い方法であることが分かった。

今後ロードバイクにもディスクブレーキが増えてくるはずなので、この方法はかなり有効だろう。MTBでガレ場を下っている時などはローターが多少こすっていても全く気にならないが、舗装路を延々と走り続けるロードバイクでは、ちょっとしたローターの干渉がかなり気になると思う。

RockShox Revelation RCT3 Solo Air 140mm 2014

まあ、そういったわけでフォークが黒い RockShox Revelation RCT3 になったわけだが、本日の長瀞のツアーで使った限りでは、なんの問題もない。ぬるぬるで良く動き、剛性が低いと感じることもない。BBが低くなったおかげで乗車時に目線が高すぎる感じもなくなった。おまけに200g近く軽い。輪行袋に詰めた状態で小走りできる位である。

最近の RockShox といえば、Pike が注目されがちで、Enduro/AM 系の新車に Pike がセットアップされていることが多い。しかしこの Revelation は非常に良い。不当に評価されている気もする。
Revelation に限らず、デザインはやはり Fox の方が垢抜けていて、RockShox はグレードの低い XC や 30 と上位製品とで、さほど見た目に差がないという点も、所有欲をかき立てない原因かも知れない。


内側に貼り付けてあるデカールがそれなりにダサいと思っていたが、山中の少ない光量の下で乗車した位置から見ると意外にいけている印象だった。Solo Air は Diffusion Black というつや消し黒で、DPA のつやあり黒だと「やはりRSはなあ...」と感じたはずだ。白はつやあり、黒はなし、ってのが良いのではないか。ショットピーニング+陽極酸化で黒だったら相当良いんじゃないかと妄想中。

ケツの方から
今日はかなり気温が低かったが、路面は99%乾いていて走りやすかった。土曜に神保町で購入して前後輪に装着した Minion DHR II 3C/EXO/TR の具合が大変に良く、落ち葉が積もった場所以外では滑ることもない。EXO Protection のおかげでガレ場でサイドをこすっても裂ける心配がなさそう。
先行車の後輪にはじかれて転がってきた小岩を避けようとして横の岩盤に1秒程度ノブをこすったようだが、ほぼ新品から変わりないようなので、ノブの耐久性も良いはずだ。

買い直したタイヤは、先日の不良品と違ってねじれ具合は許容範囲。リアは数mm、フロントは5mm程度のねじれである。


岩盤にこすっても無事だったタイヤであるが、その代わり、リムに数カ所傷が付いた。

前輪はニップルにも少々傷が付いている。

後輪は表面がちょっぴりささくれ立つ程度。こちらは本日ヤスリでバリを落として修正。

乗り方が下手なためにこういったところへの傷が増えるのではないかと思う。色々と余裕がないため、とりあえずタイヤやホイール・サスペンションフォークに頼った走り方しかできていない。

まあ、こういったわけで、Pike RCT3 は重くて大げさなため、Slackline Ti にはやり過ぎ感があるという結論になった。Charger Damper みたいにメンテナンスが面倒くさいということもなさそうだし、当分はこのフォークで行こうかとも思っている。


今日決めた設定メモ。これでサグ25%くらい。
  • 空気圧:70PSI
  • LSC:全開から4クリック
  • リバウンド:カメからウサギ方向へ8クリック
フォークに貼り付けられた RockShox の Air Spring Guide の通りにするとかなり硬めになるので、それよりだいぶ低い設定になっている。もしかしてこれは排便後空腹時全裸測定での値なのではないだろうか?装備品をすべて身につけた状態で 63kg のライダーに対して 75PSI~ ってのはいくら何でも辛い。これでサグ25%は出ないと思うのだが。

Slik Graphics AB

サードパーティーのデカール製造・販売で有名な Slik Graphics の RockShox 用を購入してみた。
評判通りかなり高品質の製品である。

RockShox は、Fox と比較するとデカールが薄く、貼り付け位置がでたらめなものが多い(ただ、Fox は日本の代理店がデカール不良品を本社へ突き返している可能性がある)。
Slik Graphics のものは、純正品より厚みがあり、高級感がある。2013年モデルとしているためか、純正品よりロゴが短いが、むしろこれこれで良かった気がする。
また、元々ラフに貼り付けてあるので、自分で貼り替える際も神経質にならなくて良い。

かなりクソみたいなタイヤ

車体を左右に振りながら目一杯踏み込むと異音がする。チェーンステー内側を見ると擦り傷があった。ホイールのセンターは出ているし、リムが大きく振れていることもなく、ましてやハブにガタがあるわけでもない。フレームのしなりが発生したときにタイヤサイドをこすっているようである。
タイヤは Schwalbe Hans Dampf 2.35 Trailstar だ。

仕方がないので、久しぶりに Maxxis タイヤを引っ張り出してみたら、これがひどい。恐ろしくひん曲がっていて、まともに走れそうにないように見える。

ちょっとこれはないじゃないか?ぐにょぐにょですよ?

元に戻すか、と思ったらシーラントが切れてしまった。うーむ、どうなってんのかなあ...。耐久性が良さそうなので、これからは Maxxis にしようと思っていたのに。
とりあえず、叩き売りを探してみよう。

相変わらず持久力がない

今日はいつも走っているところ付近の一斉清掃活動後、親分の案内で細かい上り下りのある道を案内してもらった。
最初のうちはそれなりに走れていたが、30分くらいで息が上がり腰は痛み脚が震え、登り続けることができなくなった。
それに引き替えヨシ課長は私よりひどい勤務状況であるにもかかわらず、遅れることなく最後まで先頭集団(といっても4人だが)の中にいた。やはり日頃の鍛錬が違う。寒いからと言って部屋にこもっていてはだめだな。

火曜から鍛え直しだ!(疲れが取れてない月曜は無理しないと言い訳をしておく)

そして、12月上旬は銀杏が落葉するのでこれもいつものところで撮影。ちょうど良い時期に来たようだ。雄株がないため、いつ来てもギンナン臭がない。

そしてまたいつもの構図で
ちょっと離れた位置から広角で。60mmと比べるとやはり少々切れがない。

帰り道で空気圧を40PSI位に上げるとホイールの硬さが際立つ。使っているうちにニップルが緩むことを期待しているが、今のところ Mavic EX823 くらい腰に来る。もともとこのリムが硬いのかな?

子供のように、前の晩寝付けなかったため、1時間半睡眠では夕方5時半でどうしようもなく眠い。

油圧ディスクブレーキとかなんとかかんとか

油圧ディスクブレーキに関する個人的な感想を書いてみる。 輪行に難あり、または輪行は不可能という幻想 自分もVブレーキから移行した当初(2010年頃)はそう思っていたが、実際やってみると慣れの問題で、輪行は油圧ディスクブレーキを忌避するための決定的な要因にならない。 片道で1回と数...