X-King は湿った路面がかなり苦手

前回の中級ツアーが一体いつだったか思い出せないくらい久しぶりの参加。システム本稼働が水曜だったので、土曜はどうかと心配していたが、そちらの方は特に何もなかったようだ。
別のお客さんからは、前日の晩から当日の早朝に書けて何度か連絡があったものの、土日当番の同僚に任せて、24日は一日走りまくった。

前日に降った大雨のため、路面は湿った状態。ぬかるみは全くないので、普通に走る分には問題ないが、岩盤が露出している部分はどうしようもない。とにかく滑りまくるし、フロントブレーキはかけられない。
そんな状態で失敗したのは、リアにはめていた X-King だ。ほんの少し、緩くかけただけでリアがスリップ。フロントの Mountain King II は相変わらず路面に突き刺さる感じで十分なグリップがあったが、X-King はどうにもならなかった。
結局、路面が緩んだ急坂で前転し、茂みにダイブ・右前頭部から着地。翌日の今日も首が痛い。

コーナーや下りはそんな感じだが、登りは抜群に調子が良い。トラクション不足で空転はするものの、Crossmax SX の剛性感+回転の良さの効果で、下りで置いて行かれても登り返しで追い抜けるくらい快適。


で、本日タイヤを交換。泥はあらかじめ たわしで洗い落とし、フロントのMKIIをリアに、そして、フロントにはついに Rubber Queen 2.4 UST を装着。
幅も高さも1段上のゴム女王
でかくて重い(約1150g)このタイヤではせっかく軽く組んだ Slackline Ti にちょっと残念だが、フロントが上がりやすい傾向があるので釣り合いが取れるのでは、と期待している。
ちなみに今回のRQはスローパンクがひどい。40PSI充填から2日でブカブカ。

これでいつになるか分からない次回は、今回の5割引の不安で戦える(はず)。

ちなみに、この "Rubber Queen" という品名は、2013年を持って終わり。2014年1月からは北米で使用している "Trail King" に名称を一本化するので、"Rubber Queen" を買いたい人は今年中に集めておこう。


それと、Zee + Race Face Narrow/Wide 30T、これは実に良い。ガレ場を2本走り、転倒が大小1回ずつ、リアは3回ほど隣のギアに入ったことはあったが、フロントのチェーン落ちは全くなかった。
過去に同じコースを走った際は、フロントがミドルからインナーに落ちたりすることはよくあったので、RDのスタビライザーが相当よくできているようだ。
もっと分析的で分かりやすい説明はこちらをご覧下さい


ところで、Renthal Duo Stem 写真で見るより幅が広く頼もしい。一緒に走った人がつけていた実物を見て物欲がまた湧き上がってしまった。


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