Stanton Bikes の代理店増えたみたい。

オルタナティブ バイシクルズ も Stanton Bikes 取り扱い開始。
創業から何年も経っているので、「新進気鋭」という表現は感覚がちょっとずれてるが。

私が買ったのは2011年、代理店はもちろん存在せず直販のみ、まだ日本ではその1台だけだったが、代理店が増えるのか変わるのか分からんが、少しずつ状況も変わって来たのかな。
乗り手が増えたのは製品の良さがあってのことだろうけど、希少性が下がってしまったのは残念でもある。

もう5年になるのか。最近自転車自体にあまり乗ってないが、もうちょっと乗らないとなあ。2週連続だと膝が痛むけど、隔週でも。

SM-BH90-SBお漏らし

こんな感じになったので、

こうなって、


こう。レバーとキャリパーとをばらさずに保管していたので、ブリーディングの手間なく交換できた。半年くらい放置していた割に新品同様の使い心地でよろしい。

こうなる前に、最後に乗ってから一月以上放置し、久しぶりに土手でも走るか、と外へ出たところリアブレーキの効きが異常に悪い。
まさか、またピストン付近からか?と調べてみたが問題なし。翌日になってようやくホースのカシメ部分からの漏 と分かった。

この部分の障害はヨシ課長のブレーキセットでも発生しており、さほど珍しいものでもない。が、失われたパッドは戻らない。迷惑な話である。

自走の必要があると、やはりフロントシングルはファッションアイテムだった

ただの思いつきでフロントをダブルにした過去があり、また思いつきでシングルに。
ナローワイドというと、みなさんほとんどアルミ合金のものをお使いであるが、見た目が秀逸なこちらの製品を試してみることにした。

Wolftooth Components 104 BCD Stainless Steel Chainrings - 104 x 32T / Silver

普及品と比較すると、価格と重量が2倍くらいであるが、耐久性5..10倍(あるいはそれ以上)だそうである。

この際どうでもいいと思われる重量比較をすると、フロントダブルでは、
  • シフター(SL-M980)+ケーブル+アウターケーシング:142g
  • ディレーラー(FD-M785):136g
  • チェーンリングx2+バッシュガード(XCG):202g
で、合計480g
フロントシングルだと、
  • チェーンリングx1+バッシュガード(AMG):183g
ということで、約300gの軽量化となった(チェーンを短くしてさらに4g減を含む)。

取り付け後はこんな感じ。
余計な模様がなく、製品仕様とブランドロゴのレーザー刻印だけなので大変よろしい。FC-M985との調和が取れていて浮いた感じもない。

ただやはり、32Tだとギア比が3.0にも満たないため、車道を走るのは結構しんどい。低トルク高回転で長時間速度を稼ぐのは一番苦手。なるべく幹線道路を避けるような道を選ぶしかないな。

全体画像。やはり遠目では純正品と比べて違和感がない。インナーがないのでチェーンガイドのボルトが丸見えになっている点を除けば。
最近気づいたのだが、ハンドルバーを目一杯切るとシフトユニットがトップチューブに当たる。今まで少し高めにセットしていた理由を忘れていた。勢いで反対側まで回るのでそれほど大きな問題ではない。要は転倒しなければ良いということである。

ステムを少し長く、ハンドルバーを少し低く

しばらく50mmステムと30mmライズで760mm幅のハンドルバーを組み合わせて使っていたが、ちょっと気分を変えてみることにした。ハンドルバーについては、木に左手小指を打ち付けたり、塀と電柱との間を抜けようと思ってはまったりしたため、普段最も多く走る場所での利便性を考えると760mmは幅が広すぎた。

70mmのステムは、思った以上に違いが分かる。車体を倒しながらいつものように舗装路でコーナーリングをしてみたところ、極端な切れ込みがなくなり、安定感が上がった。50mmの時はちょっとした動きでぐいっと曲がったが、たった20mm長くなっただけで過敏な反応がなくなって良い感じだ。ただ、下りでは前のめり気味になるので乗り方を工夫しないと前転の可能性がある。

手持ちの古いリムに、デカールは2015年版の新しいもの。注文してもなかなか来ないのでポルトガルに発注。年末を挟んだため、注文から数週間かかった。この点、Slik Graphics は担当のEmaさんがきちんとしていて納期も早い。

無音フリーハブ?

Bikerumor に掲載された、シマノの特許についての記事

気になった点は以下の3つ。

  1. 基本構造はキングに類似
  2. 空転時は嵌合が外れ、ラチェット音は発生しない
  3. フリーハブボディがアルミ合金・鉄補強
今のシマノフリーハブは、ボディ側にラチェット構造を持っている。1の変更で、これが大きく変わり、フリーハブボディは他者と似たような位置づけとなる。
一番興味深いのが2。Hopeなどの爆音ハブ好きにとっては大変残念な点ではあるが、無音ハブというのも逆に面白そうだ。本当に無音になるかどうかは不明。少なくとも金属同士がひっぱたき合うような普通のラチェット音はほとんど聞こえなくなると思われる。
そして、3は価格と重量の両面でメリットのある方式である。American Classic や Novatec が以前からやっている方式で、本体をアルミ合金で作成し、補強のために鉄板(多分ステンレススチール)を1枚差し込む。これなら、チタンより安くて軽いフリーハブボディが作れる。

この構造のハブがいつ製品化されるか全く不明だが、発売になったらちょっと様子見をした上でなるべく早く導入してみたい。

なお、過去のシマノ製品に FR-M080 Silent Clutch なんていう無音ハブがあったそうだ。また、他社製品では Stealth という有名な製品もある。かなり高額で重量がかさむ製品であるが。

Hope Pro 4

今年はもう一度爆音ハブにしてみようかと思い、例の Stan's NoTubes Flow EX で組んだ Hope Pro 2 Evo ハブのホイールを準備中。しばらく放置していたため埃がかぶっていたのと、せっかくなので2015年用のデカールを注文中。デカールが届いたらいよいよ爆音ハブの使用再開である。

Hopeの新製品がいよいよ販売開始となる。

販売開始に先だって、"Hope Pro 4: Behind the Hubs" というビデオが公開された。大変興味深い内容で、切削から検査まで手を抜かずにやっている様子を見ていると、手持ちのハブが壊れたら次もHopeにしよう、と思ってしまう。

製造に使用している機械のうち、読み取れたもののメーカーは、日本が7社(松浦機械製作所とブラザー工業・高松機械工業・中村留精密工業・ファナック・シチズンマシナリー[ミヤノ]・オリエンタルモーター)、それ以外はスイスが2社、イギリスが2社、ドイツが1社、イタリアが1社であった。特に前段階の工程における日本メーカーの採用率が高い。

松浦機械製作所
ブラザー工業
高松機械工業
ファナック
シチズンマシナリー[ミヤノ]
オリエンタルモーター


Hope のハブは、Pro 2 Evo が一番売れたようで、2011年の発売から6年目となる2016年にPro 4 としてフルモデルチェンジとなった。
つい最近、マイナーモデルチェンジの Pro 2 Evo 40T が出たばかりと思っていたところなので少々驚いた。意外と短命に終わってしまったようだが、エンゲージメントポイントだけ見れば、Pro 4 が 44T なので大差ない。

油圧ディスクブレーキとかなんとかかんとか

油圧ディスクブレーキに関する個人的な感想を書いてみる。 輪行に難あり、または輪行は不可能という幻想 自分もVブレーキから移行した当初(2010年頃)はそう思っていたが、実際やってみると慣れの問題で、輪行は油圧ディスクブレーキを忌避するための決定的な要因にならない。 片道で1回と数...