長瀞で久方ぶりのGoPro撮影

しばらく長瀞ではGoProを使っていなかったが、先日の松崎で映像を見て自己満足感を思い出し、久しぶりに持ち込んでみた。


前半部分で前を走るライダーはその筋で有名な方で、コーナーリングを基礎から教えて頂きに参りたい気分になった。参加者6人中、私が最もコーナーリングが下手クソで、直線で何とか追いついていても、コーナーが続くとどんどん引き離される。

2.4インチのタイヤを前後20PSI程度まで空気圧を下げているのだから、そう簡単にはすっぽ抜けることもないのに、いまだにきちんと倒し込めない腰抜けっぷりだ。


Slackline Ti、相変わらずヘッドの調子が悪い。リーミングする意味はもうなさそうだし、これ以上何をやったら良いのだろうか?

シマノの4桁品番XTR

既報の通り、シマノの4桁品番XTRが発表された。気になった点をざっとまとめると以下の通り。
  1. ドライブトレインは11速。
  2. 10速と互換性があるのでsramのような専用フリーボディは不要。
  3. 10速と互換性を残したため、カセットのレンジは11-40が最大。
  4. 純正製品との組み合わせでRDの動きが最適化される。
  5. スタビライザーの効き具合は、RDを分解せずに調整可能。
  6. チェーンは11速専用HG-X11。
  7. トレイルモデルでもブレーキレバーはCFRP。
  8. I-SpecはI-SpecIIに更新、ブレーキレバーとシフターとの位置関係を最適化。
  9. クランクセットは、パーツの交換で1枚から3枚までに対応。
  10. チェーンリングは従来通りで、N/Wではない。
  11. ブレーキキャリパーのピストン素材を変更(「ガラス繊維樹脂製ピストン」)。
私が注目するのは1, 2, 3, 4, 11 で、残りの項目はどうでも良い。現行品で何ら問題のないスタビライザーについて、その強弱をなぜ調整する必要があるのかシマノの説明を聞きたいし、また醜悪な外見のクランクなど論外だ。
XCモデルは一律マグネシウムボディ+CFRPレバーの仕様に統一されたので、BL-M987は短命に終わるのかな。

11-40カセットの構成は、11-13-15-17-19-21-24-27-31-35-40 で、トップから7枚目までが10sと同じ、8枚目以降が3-4-4、最後だけが5T飛び。OneUp で17Tを抜いたものと比べると、やはり純正、無理のない歯数構成だ。


私にとっては10速と互換性があるというのが最も良い点で、現行クランクで使える互換N/Wリングが発売されれば、必要なのはRD、カセット、チェーン、チェーンリング、シフターとなる。しばらく様子を見て、互換N/Wリング次第で移行を検討する予定。


9000系でGFRPピストンに変わるブレーキキャリパーはどんな具合になるか。お漏らしのひどい980系から改善されていると良いなあ。
そういえば先日、マウントをフェーシングしたらお漏らしが直るかも、とか言っている頭の悪そうなコメントをFB見かけたが、どうやったらそんな発想になるのか想像できない。フェーシングとオイルリークにどのような因果関係があるのか説明もなしに、とにかくやった方がいいというような話で。
一応自転車屋の店員らしいが、とにかくフェーシングやらタッピングをすりゃいいと思っている稚拙な人物なのかも知れない。その程度なら自転車屋などやめた方がいいね。

山伏トレイルツアーに初参加

長めの休暇の最終週、長いこと行けずにいた「山伏トレイルツアー」に行ってきた。
普段からろくなものを食っていないし、湯船につかるのが面倒くさいのでシャワーばかりの毎日。せっかくなので前日に入って翌日帰る魚食いまくり+温泉計画を立てた。


今回も輪行で、東京駅~松崎が6時間弱で5000円ちょっとの行程だが、レンタカー+油代よりも安く、運転しないで寝ていけるので体力的にはこちらの方がずっと楽だと思う。ただ、現地の有名な温泉を巡りたいと思うと、タクシーか1時間に1本くらいのバスを利用するしかないので少々不便ではあるが。


ISを適用し、カラーバランスと輝度を調整。

前回の訪問が2012年の7月だったので、2年近くたってしまった。ツアー開始前の当時と比べると、トレールの状態は格段に良い。
ここまで再生するのは地元(地主および地方公共団体)との交渉に始まり、作業に大変な労力がかかったわけで、さらに維持するのもまた相当な力が必要だと思う。

道幅と斜度が適切で、それほどスピードを出さなくても浮遊感が楽しめるのは、伊那長瀞にはない特色である。チェストマウントの効果でわりとスピードが出ているように見えるかもしれないが、実際はそれほどでもない。長瀞ツアーでも左右に振れる区間はあるが、斜度が比較的きつく、道幅が狭いので私などは対応が遅れることが多い。

全体を通して上り返しはさほど多くないため、前30T x 後36Tあれば十分だ。それでだめなところは潔く降車すればよい。
今回のメンバーは全員ハードテール。走ってみるとやはりフルサスはいらないし、かえってつまらなくなるかもしれない、という印象。


次行けるのはいつになるんだろうか?

Thomson X4 stem 60mm の質量は 200g程度だそうです

最近 Evans Cycles から購入した Thomson Elite X4 Stem の質量が約200gあった。Thomson のホームページでは177gで、誤差にしては違いすぎるので確認をとってみたら「間違ってた、200gが正しいし、50mmも間違ってるみたいなのですぐに直す」との返事。

10分後に見たら200gに修正されていた。精密工作が売りの会社なためか、この辺の対応が非常に早い。

ちなみに、Web Archive によると、変更前は 50mmが167g、60mmが177gとなっている。大して軽くもないと思っていた Easton Havoc との差は10g前後となり、Thomson 基準で考えると「結構軽い」となる。

サドル交換

しばらく SDG Bel Air RL に乗っていたせいか、臨時で Chromag Trailmaster DT に交換してみたところ、どうもケツの収まりが悪い。もうすっかりBelケツになったようだ。

新しいサドルはこちら。

SDG Duster MTN 。280gくらいあり、やや重い。Bel Air にしても Trailmaster DT にしても、後部がやや反り気味だが、こちらはほぼ平らで、ケツの位置決めがうまくいかないかと思ったら意外とそうでもない。クッションは必要十分で、中央の溝によって尿道への刺激が抑えられていることもあり、かなり快適。

Mavic Crossmax SX のスポーク交換

先日の転倒が原因と思われるスポーク曲がりを発見。こんな状態でもリム自体に振れが出ていないのは大したものだ。以前ドイツから購入した予備のスポークがあるので、せっかくだから交換してみることに。

ニップルには、"325 423 01"という専用工具を使用する。金属ではないがかなり硬めの素材らしく、これでニップルを回すとニップルの塗装がすぐに剥げる。

スポークの交換は割と簡単で、反フリー側はただ緩めて外すだけ。フリー側は、スプロケットだけでなく、その下にはめ込んであるスポークプロテクター(?)と押さえ金具(でかいCリング)も外す必要があるが、まあたいしたことはない。やや面倒なのはスポーク交換後の振れ取りだが、これはどのホイールであっても同じ。

外したスポーク。上が反フリー側、下がフリー側。長さがだいぶ違う。フリー側の曲がりはそれほど大きくないが、せっかくなのでこちらも交換しておいた。


この後、シフトワイヤーの交換をし、ナタジゴさんを見習ってワイヤーの末端処理をしようと思ったがうまくいかず、結局いつものエンドキャップを使用した。有害な蒸気を吸って気持ち悪くなるだけで終了。あ、フラックスを落とすの忘れてたな...。キャップの中で錆錆になっていることだろうけど、まあいいや。

過労で意欲低下

過労のため、仕事だけでなく、自転車に関してもやる気がなくなり、ほぼ引きこもり状態の日々、先日は BLSS のトレールメンテに行ってきた。地元の自治体や地主から引き合いが多い本ツアーだが、ルートが増えればそれだけ維持に力がいるため、今のところは大幅な拡張の予定はないそうだ。

で、BLSSの主宰とリピーター6人で整備したいつものトレールを本日走ってきた。アプローチの舗装路では、強風のせいで倒木があちこちで電線に引っかかっていたりと、山を走る以前に危険な様子が目立った。

前夜に降った大雨の悪影響は皆無で、むしろ適度に湿っていたおかげで埃や花粉が舞い上がらず、また、大変グリップしやすい路面状態であった。
長瀞は先日の大雪で大きな被害が発生し、本ツアーも2月弱開催不可能な状態であったとのこと。

久々の長瀞ツアーで、軽度の鬱状態から脱するかと思ったところ、最近ほとんど問題なく通過できていたところで前転。右大腿部を強打し、体重をかけると結構痛む。いつもの通り輪行で何とか帰宅できたが、時間がたつにつれだんだんと痛みが強くなってくる。この様子だと1週間くらいは治らないかな。

右側のカバーが白いのはレールが飛び出しかけているため
この転倒での一番の損害はサドル。天地逆になった自転車からの衝撃を右側だけで受け止めた結果、レールが曲がり、後ろのカバーを突き破りかけている。
SDG Bel Air RL Ti-Alloy は気に入って使っていたのだが、これは私の技術力では修復不可能。せっかくなので同じ銘柄の「2.0」を注文。オリジナルより少し薄くなっている印象だ。

そして、ステムのクランプにも傷が。使用に際しては問題はないと思うが、ちょっとこれはみっともないし気になる部分である。

Stanton Bikes の代理店ができたそうです

Matthew Cycle というところで、Stanton Bikes の代理店を始めるそうです。

走りに行きてえ~。2月はまだ1日も休んでいない...。

650Bなどどうでもよい、と思っているが、こちらは...

wideopenmag に、Stanton Bikes Switchback の記事

EXCLUSIVE: STANTON BIKES SWITCHBACK by Wideopenmag
深緑(Translucent Forest Green)のフレームに、Mavic Crossmax Enduroの黄色リム、Rockshox Pike RCT3 の黒チューブ、これは良い配色だ。相変わらずシマノ好きな傾向が見えるドライブトレイン。Sherpa 853と同じく、シートチューブは曲げを入れているようだ。

こんなのを見ると、Sherpa 853 から目移りしてしまう。まったく、どいつもこいつもいい感じの650Bフレームを出しやがる。

いや、26er乗りとしては、やはりいったん極端に振ってから、それからアレだ。

とりあえず、主な仕様は以下の通り。
  • ダブルバテッド、シームレス空気焼き入れReynolds 631メインチューブ
  • Reynolds 631 44mm ヘッドチューブ
  • 冷間鍛造 Reynolds 525 ステー
  • 30.9 mm シートチューブ(34.9mm クランプ)
  • カスタム CNC スタントンロゴ刻印入りトップチューブブレース
  • ガセット付きダウンチューブ
  • ISCG 05 マウント
  • カスタム CNC 交換式ドロップアウト (12mm x 142mm, 10mm x 135mm, ホリゾンタル)
  • フルアウター用ケーブルガイド
  • 73mm BB シェル
  • スタントンロゴヘッドチューブバッジ
  • アンダーラッカーグラフィック
  • 加熱処理エナメル塗装
  • 色は「透明森緑」とローの2色

塗装の強度についてはどんなものかわからない。ドロップアウトが交換できて、12x142に対応したのは良い。

16.5インチと 18インチの2サイズ展開で、ジオメトリは以下。
  • ヘッド角 65.75 度(140mmフォークで25%サグ)
  • シート角 72.5 度
  • ヘッドチューブ長 16.5インチが 110mm、18インチが 120mm
  • トップチューブ(実測)長 16.5インチが 22.5インチ、18インチが 23.3インチ
  • トップチューブ(実効)長 16.5インチが 23.62インチ、18インチが24.42(初稿で"19 frame"の誤植)
  • チェーンステー長 415mm
  • BB高 315mm
  • フレーム重量 16.5 インチで 5lbs 5oz(約2.4kg)
軽めに作っても、やはり2kgは超えてしまうのを見ると、やはりTiフレームは軽い(1.72kg)のだな、と実感する。

フォークをオーバーホールに出した

Fox Float 150 RLC 2011 をオーバーホールに出した。現在、代理店の作業が立て込んでいるらしく、戻りはだいぶかかりそうな様子。このまま何週間も戻ってこないと、毎日の通勤で交通費がかさむので、Tomac Automatic 120 に取り付けていたF120 RLC 2011 を使うことにした。

ただ、このフォークはテーパードなので、Slackline Ti で使うにはヘッドセットのボトムパーツを1.5用に変更する必要がある。
内径44mmのヘッドセットの場合、ZS ではなく EC が必要で、サイズは EC44/40ということになる。クラウンレースの表記はまた異なる。クラウンレースは、テーパードコラムの場合は 52/40、ストレートの場合は 52/30。
ボトムパーツの数値表記は、「ヘッドチューブ内径/コラム外径」、クラウンレースの表記は「ヘッドセット内径/コラム外径」となる。

ということで、早速1つ注文した。

オーバーホールの取り次ぎ依頼に購入店へ行ったついでに、BB(SM-BB93)とチェーンリングを買ってきた。

SM-BB93の外径は、BBシェル外径より小さい。取り付けには、製品に付属する専用アダプターを介して行うが、これがとても使いやすい。これのおかげで、BB本体に傷がつきにくくなるという副次効果もある。また、このBBは手に持った感じでは非常に軽い(計量は失念)。
これを、
このように装着して使用する
チェーンリングは36Tで、Slackline Ti で使えるシングル用チェーンリングのサイズはたぶんこれが最大と思われる。38Tになると、チェーンステーに干渉して使えないのではないか。ぎりぎりいけるかな?
隙間がかなりぎりぎり
前36Tにあわせ、後ろは..と探してみたが、ぴったりのものがなかったので、CS-6700 11-28Tを発注。11-25Tくらいでも良いかと思ったが、これで河川敷のコンクリ斜面を登るのはきつそうなのでやめた。

先日指摘されたクランクアーム、本日確認したところ、やはりチェーンステー側に1mmちょっと曲がっているようだ。こういう指摘をしてくれる人はとてもありがたい。感謝。


[2014.02.16 追記]
予想外に早くオーバーホールが終わり、ボトムパーツは不要になった。これでまたしばらく乗り続けられる。
インナーチューブが摩耗しているとのことだが、素人目にはよくわからない。購入から3年弱、雨天走行は舗装路で2回、合計1時間程度、それ以外は「普通の」使用で走行距離は3000km未満。カシマコートは耐久性が高いとのことだったが、それほどでもなさそうだ。

wideopenmag に掲載された Sherpa 853

wideopenmag に掲載された Stanton Bikes Sherpa 853 の画像。さすが、雑誌社だけあって写真の質が高い。様々な角度から撮影された画像と詳しい説明で、仕様のほとんどが明らかになった。

まず、ドロップエンドはQRで、RDハンガーは Slackline Ti っぽい。FDはダイレクトマウントになっている。ISCGタブはついてないようだ。


製品版は穴なし、試作品は穴あき
そして、一番心配な造作がこれ。穴あきヘッドチューブ。泥や水がここから入り込んだら錆びそう。これは塞いで出荷して欲しいなあ。

[2014.03.13 追記]
FBで、Matthew Cycle さんのポストに書き込んだら、Dan から「アレはサンプルで、製品版では Slackline Ti と同様になる」との回答が!やはり、CX 向けならそうなるよなあ。Stanton Bikes の説明はたまに当てにならないことがあるが、"Pewter head badge" に関しては誤りではなかった。

Stanton Bikes Sherpa 853

Facebook に、Sherpa 853 の情報が出ていたので転載。

サイズは3種類で展開、17、19、21。色は2色、エメラルドグリーンとシャドーグレー。シングルスピード、ベルトドライブ版の予定もあり。

サイズ別の推奨身長は、17インチが5.6(167.64cm)~5.10(177.8cm)、19インチが5.10~6.2(187.96cm)、21インチが6.2~6.6(198.12cm)。19インチのカバー範囲がちょっと変だが、腕脚が短い場合は小さめが良いだろう。私の場合、26erで18なので、29erなら17かと思ったら、この仕様だと19になるようだ。

ヘッドアングルは68.5度で、100mmフォークの適正サグで69.5度。シートチューブはそれぞれ72.5度/73.5度。
XC 向けなので、Chromag Rootdown より登り指向なのか。チェーンステー長が Cotic Solaris と同じ、価格もほぼ同じなので、やはりかなり意識していると思われる。
シートポストは30.9mm、一方 Cotic Solaris は 31.6mm。

17インチのトップチューブは実測/実効で 570mm/600mm、19インチで+20mm、21インチで+40mm。チェーンステーは435mm。

リアのエンドがスルーに見えるが気のせいか。

重さは 17で4.5lbs(2.041kg)。かなり軽く仕上がっている。26er の Slackline よりも軽い。


希望小売価格GBP500。1/26現在 GBP1 = JPY 170 くらいなので、VAT exemption があるとすると、送料込みで10万弱くらいになるか。これだと Chromag Rootdown に価格面で負けているなあ。もっとも、あっちは素性不明の素材で、Stanton の方はいつものように全パイプを Reynolds で作っているので単純な比較はできないけど。また、Rootdown はフレーム重量がはっきりしない。明確にできない理由でもあるのか?


予約は、Dan に連絡を。半額を前金で支払い、5月以降に出荷開始予定。

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