Cane Creek バーゲン中

Cane Creek の直販サイトで、ただいまヘッドセットのバーゲン中、運が良いと靴下とかおまけを付けてくれるかも!

使いもしないのに、110 1 1/8" Threadless Headset - "2010 Model" を注文した。送料が USD25.99 とべらぼうに高いが、それでも送料込みで7千円未満。日本でもこの旧モデルは結構安く手に入るようだ。PDFで送られてきたインボイスを見たら、靴下Lサイズを1足おまけで付けてくれたみたい。

種類と色が限られているが、たとえば、上44ZS - 下49EC のテーパードヘッドチューブにテーパードコラムフォークを付ける場合は、ZS と 1.5 を買っても USD110 + 25.99 = 135.99、1万5千円足らずで110のテーパードセットが手に入る(上EC49 と 下ZS44 が余るので観賞用にでも)。

で、相変わらず受取人住所が不十分で、例によってUPSに訂正連絡をした。前回、住所3が無視されたので、今回は住所2に "1-2-3, Nishi-Sugamo" などと入力したのだが、残念ながら "1-2-3"が落ちた。

Sunrise late in the morning

月曜に有休を取ったので、普段より少し標高が高い山を走ってみた。6時半過ぎから道を間違えながら舗装路のアプローチを含め、3時間ちょっとの登り。前日の雨が所々に残り、ぬかるみは滑るし掘れるので降りて押して歩いた。頂上付近は木の根がこれでもかとばかり張り出しまくっていたので、 押し上げるのも担ぎ上げるのもなかなか骨が折れる。足場もあまり良くない。

なんとか頂上に着くと、物珍しそうに話しかけてくるハイカー多数。割と若い人(「山ガール」?)もちょっと驚いた様子だったが、この姿を見て「自分もMTBをやろう!」と思い立つ人は皆無だろうな。でも、私にしてみれば、下りの楽しみもなく山を登っても、山の価値は半減。13kgと、結構な重さだが、ただ山に登れと言われたらもっと疲れるかもしれん。歩きだと下りで膝が笑っちゃうし、足首がグキグキ言ってだんだん気分が滅入ってくる。

頂上から階段を徒歩で下り、さあここからは乗車率を上げていこう、と思ったら次から次へとハイカーに出会う。しつこい登り返しもやる気をどんどん削いで行く。
登り返しの手前で道を譲るべく、谷側ぎりぎりの位置で降車して待っていると、MTBにブチ切れたおばさんに三角の眼で睨み付けられた。
「いいです、怖いので先に行ってください、暴走自転車、40キロも出して、こんなところ軽車両が走って良いんですか?」と。
こっちは登りの一番下で完全に停車しているんだから暴走して突っ込むなど物理的にあり得ないが...。
しかし、彼女の気持ちはよくわかる。きっと停車もせずにそれなりの速度(たぶん40kmは無理だろう)を出し、ハイカー邪魔だどけ、とばかりに走り抜けるマウンテンバイカーのために危険な目に何度も遭ってうんざりしたのかもしれない。こういうことがきっかけで、MTB走行禁止の山が増えていくんだろうな。

こんなこともあって、登りの苦労の割には乗車率は低いし気分的にもあまり良くない山だったが、それを除けば悪くはなかった。木の根や岩・石・ドロップオフなどで道が結構荒れているので、短いながらも楽しめるところもあったし。まあ、もう一度行くことはないだろうけど。

昼前に駅前に戻ってきたので、物足りなさ解消のためいつものところへ向かった。峠までは排ガスにやられながら舗装路を上り、そこから この日 のおまけコースへ。ちょっと疲れていたせいかうまく走れず、これもまた消化不良気味になった。やけくそになってさらに 例の竹林 へ突入。もう、ゆるい登りでも乗ったまま進む気にならない。休んで呼吸と心拍数が落ち着いても、膝・腰・背中・肩・首が凝ってしまい、ほとんど歩いて進む有様。それでも、トレールヘッドからは、鬱憤を晴らすべく、ちょっとスピードを上げて走りきった。 やはりここは人が少なくて良い。今日この時間でも6人くらいしか会わなかった。しかも、ちょうど自分が減速したり休みたいところで。中でも、ご年配のハイカーの方々の先達さんは、その辺の地形や施設の説明をしていて少々興味をそそられたが、疲れのせいで挨拶を交わしただけになってしまった。立ち止まってどうしようか迷っているうちに、一行が道の脇に並んで、「走るの見学してるんで、どうぞ~」なんて言われると、もう行くしかないし。もちろん、「観客」の前で転ぶわけにはいかないから、いつも以上ののへっぴり腰でゆっくり慎重に下ったけど。次に会ったときには疲れていてもいろいろ話を聞いてみよう。

久々の Automatic 120 で K8

隊長主催のK8ライドに、久々の Automatic 120 で参加。久しぶりすぎて、フルサスの乗り方がよくわからなくなっていた。自走ゼロでいきなり下りというのは体も慣れておらず、どうにも勝手が違う。

見下ろせば「とんでもない」急斜面に突き出した岩と張り出した木の根。こんなところ下れるもんか、とややあきらめ気味だったが、慣れてくればHTよりだいぶ楽で、低速域で多少の不安定さはあったものの、特別難しいと感じる部分もない。こういうところはスピードに乗せて走り抜けてしまえば、多少のスキル不足はバイクが補ってくれる。低速で走る方がむしろ難しい。低速での安定感を身につければ、もっと楽しみの幅が広がるんだけど、残念ながらなかなかうまくならない。
まあ、スキル披露のために(?)、無闇にリアを滑らせるとか、そういうことは里山ではやるつもりはないけど。

深い轍で極端に速度が落ちたが、幸い掘れていない部分の幅が十分にあったのでそれなりに遊ぶこともできた。


道は広すぎず狭すぎず、谷川へ落ち込んでいるところもない。後半にあるちょっとしたスイッチバックスもガレ場も、やはり西伊豆と比べるとそれほど厳しくはない。Slacker#3には朝飯前かも。

ただ、やはり花粉には相当やられた。行く前からだいたい予想はできていたが、立ち止まればくしゃみが出るし、鼻も目も痛い。帰宅後しばらく安静にしていたものの、目ヤニがかなりたまっていた。これからしばらくはゴーグルが必要かもしれないな。

困ったのが、GoPro HD2 のカタカタ再発。今回は、ジッパーのタブが当たらないように注意していたのだが、非常に鬱陶しいノイズが大半の動画に録音されてしまっている。タブでなければいったい何なのか?ノイズがあるときとないときとの違いがはっきりしない。今週の土曜は雨なので、近所をひとっ走りして原因を探ってみよう。

Slackers Mini Weekender

Slacker #6 のナタジゴさん、#2のクルトさん、ナタジゴさんと同じ職場のyosiさん、私、の総勢4名でいつものところをいろいろなルートから攻めてみた(攻められてみた)。

前半は竹林へ向かうちょっとくさいシングル~1.5トラック、ここはいつももうちょっと、というところで終わってしまう。

後半はナタジゴさんおすすめのルートをゆるゆる上り下り。やはり普段走っていないところは新鮮で良い。特に、最後の狭苦しいシングルトラックが絶妙に走りづらくて楽しい。足下は木の根が張りだしている上に、木の間をすり抜けるようにして進まなければならない。初っ端からハンドルバーを引っかけて尿道にサドルを打ちつけたのはひみつだ。


先日の処置でGoPro HD2のカタカタは解消できたが、今日は途中から暑くなってジャケットのジッパーを下ろしたところ、タブがGoProの防水ケースにパタパタ当たっていたようで、非常に鬱陶しい雑音が録音されてしまった。そのため、せっかくの録画は大半が使い物にならなくなった。
ただ、幸いなことに、例のクソ狭い最後の下りは無事だったので、ジッパーを下ろす前に録画した部分と一緒につなげてみた。見ていると思い出してニヤニヤしてくるのだが、調子が悪いときに見ると気分が悪くなるかもしれない位の振動だ。

こんな楽しい道だが、残念ながらナタジゴさんのいうように、夏になると草ぼうぼうでまともに走れそうにない。

GoPro のカタカタ

先日のテスト撮影で気づいたのは、鳴り止まないカタカタ音。海外のビデオを見てもたいていこの音が入っているので、GoPro 特有のものかと思ったが、"GoPro Clicking Noise"とかで検索すると、ベースプレートとクイックリリースバックルに問題があることがわかった。早速手近な詰め物で対処したところ、見事カタカタノイズが消えた!

使用したのは、ワイシャツの剣先に入れるプラスチックの薄い板。たったこれだけのことで、あの鬱陶しいカタカタ音から解放される(はず)。次回に期待。
ただし、内部で鳴っているチキチキ音は分解しない限り解消しない。どう弁解しようと、こんなものは設計ミス。次期製品に期待するしかない。

[2012/06/25 追記]
もともと白い詰め物が付属するのだが、それはあまり効果が期待できない。特にヘルメットマウントで使うときは、衝撃を受けるたびにガツガツと結構なノイズが乗る。その場合は、白い詰め物を装着した後、マウント部の隙間にいろいろ詰めると有効。

GoPro HD2 テスト

GoPro HD2 のテスト。チェストマウントは安定していて、カメラを付けていることを忘れるくらいだ。角度調整も簡単で、初めてにしては予想以上にうまくいった。ただし、撮影した映像の半分以上にバックパックのストラップが映り込んでしまったのが失敗だったが、そもそもライディングが下手すぎてどのみち使えないからいいか。

ヘルメットマウントも人気があるが、顔を動かすたびに視点が大きく動く。特に横方向の揺れは映像酔いの原因になる。以前ヘッドマウントで撮影した映像を見て気分が悪くなったことがある。
ただし、チェストマウントでも立ち漕ぎすると体が上下左右に揺れるため、登り返しなどではかなりの技術がいりそう(私だけか?)。

それにしても、「赤い奴」はうまいなー。全然ついて行けてない。もうちっと路面の角度に合わせてバイクを倒し込む度胸があれば、もうちっと滑らかに走れるはずなんだが、もう一歩が踏み出せない腰抜けっぷりだ。

バイクもカメラもそろった。次は乗り手の技術だ(以前にも同じようなことを書いた気がする)。

使用したツールは、カメラが GoPro HD2 Outdoor Edition、動画編集ツールが Windows Live Movie Maker、動画変換ツールが Any Video Converter Free。MP4→WMV→MP4とかやってるんで無駄な感じが。すげー時間かかるし、何とかならんのかなー。


[2012/03/12 追記]
これくらいうまければ、ヘルメットの方が絶対に良い!


[2012/04/30 追記]
ヘルメットマウントを前面に設置して近所をひとっ走りしてきた。映像の揺れは比較的少ない。ただ、やはりぶつけやすいのと頭がかなり重くなるのが気になる。頭を振ったときの映像はカットすれば良いものの、この重さのことを考えるとどうしたものか。少しテストしてから考えよう。

SLX 2013 RD の外観が秀逸

bikeradar に掲載されている Shimano SLX 2013年モデル。RDが特に良い。XT 2012年モデルより良い印象。クランクは今ひとつで現行モデルの方が高級感があるが、完成車で見たらまた印象が違うのかもしれない。
今回の売りは 29er 向け "Direct Mount"。ホイールの脱着がしやすくなるだけでなく、シフティングの抵抗が減ることによって精度が上がり、また、フレームとディレーラーとの結合が強くなる、とのこと。たぶん26erでも使えるだろう。

その他、Ice-Tech 三層ローターおよびI-Specシフター・Shadow Plus RDの追加が行われている。

コンベンショナル(ダウンスイング)FDの改良(タイヤとのクリアランス増加)を、XTR/XT/SLXに適用、するそうだ。

ダストシールの音、解消

Slackline に入れてる Float 150RLC 2011 の音が気になっていた。舗装路のちょっとした段差を越えるときや、フロントから急激に荷重を抜いた時に「チュッ」と不愉快な音がするので、倒立5分その後エア抜いてストローク、なんてことをしたけど、一時的に良くなっただけ。山では全然聞こえないけど、やっぱ何とかしないと、と思いながら半年近く過ぎて、ようやく昨日「治療」を完了。

インナーチューブについた埃を簡単に拭き取り、ダストシールにべっちょりと FLOAT FLUID を垂らす。サグが80%位になるまでエアを抜いて、適度な早さで目一杯ストロークする。それを何回か繰り返したところ、ようやく理想としていた無音フォークになった。カシマのいやらしいギラギラも復活したので、次の走行が楽しみだ。
店の親父はローフリクションダストシールをしきりに勧めるけど、しばらくはこれで乗っていこう(とかいってやっぱりローフリクションが良いとか気が変わる可能性大、かな)。


[2012/04/26 追記]
と思ったら、ノイズ再発。某大親分の仰せのように、やはり2011年モデルの出すとシールはカシマコートとの相性が悪いのだろうか。

リハビリテーション(2), with Slackline 853

リハビリテーション第2弾として、今回は、ハードテールの Stanton Bikes Slackline 853 で走ってきた。

仕事の疲れがちょっとたまっていたためか、登りはちときつかったが、それでもなるべく歩かないようにしてみた。先週乗ったフルサスの Tomac Automatic 120 に比べると、(しつこいようだが)HTでの登りは難しい。サドルから腰を浮かせつつも、荷重が抜けすぎないように。これを、体力を消耗せずにやるにはどうしたらよいのかわからない。そこが当面の課題だ。

で、走ったのは元旦の走り初めと同じところ。処分場を回り込んで終点の竹林に向かう、非常に走り応えのあるルートである。MTBのパーツはほぼ同じだが、今回はサドルを登り向けの高さから変えずにいけるかどうか試してみた。結果、多少玉を打つことはあったものの、下りでケツを引く必要があることから重心が後ろになって、前ブレーキをためらいなく使うことができ、リアを1回もロックせずに走ることができた。急斜面で岩がごろごろしているようなところは難しいかもしれないが、このルートなら今後もこれで行くのが良さそうだ。
もっとも、こういう技術はたぶん常識で、人によってはそんなに後荷重にしなくても前ブレーキをうまく使えるのだろう。

前ブレーキを使う(使える)ようになって気づいたのは、BL-M988/BR-M985 の使いやすさだ。本当に少ない力で適切な制動を得られる。前世代(BL-M775とか)のときは、ブレーキレバーを引くという動作が常に意識にあったのだが、BL-M988は「速度を落とす」「止まる」という一連の動作の中で指を引いたらそこにレバーがあった、というような感じ。指1本で操作できる点が大きいのかな。

次回は、下りでMTBの性能に頼りすぎない走り方を意識してみよう。


そういや、今日もチェーン落ちが1回もなかった。K-Edge DIRT-3 の効果もあるのかな。Automatic は何度も落ちているので、そっちは要調整かな。


[2012/02/25 追記]
リアタイヤ(Continental Mountain King II UST)を見たら、ノブとノブとの間に刺し傷と切り傷が見つかった。対して深くもないのでエア漏れにはつながっていないようだが、ノブはまだまだ使える状態なので、何とかパンクせずに使っていきたい。

X-Fusion も 2013 年モデルのプロトタイプ(?)

pinkbike のこの画像、「super slick coating」とだけ書いてあるが色はカシマっぽい。MTB向けに鹿島を使えるのは Fox と KOWA だけだったはずなので、別のコーティングなんだろう。気になる。

X-Fusion のGMは Tomac のオーナー Joel Smith。念のため。

[2012/02/17 追記]
"Kashima look-alike" だそうで、予想通りカシマコートではない。

リハビリテーション

約1月ぶりの山走行。病気や仕事のためにろくな運動もせずに過ごしてきたから、まともに走れるかどうか心配だったが、意外と疲労感もなく、すんなり走り終えることができた。

フルサスに乗るのは3月ぶり。やはり登りは非常に楽だ。木の根を越えるときもケツをシートに乗せたまま行けるので、体重が抜けにくく後輪が滑りにくい。下りは、Slacklineに比べてストロークが30mm近く短いため相当慎重になったが、ここでもリアショックとフロントフォークがうまく連携したおかげで非常に安定して走れた。
もっとも、タイヤの効果もかなり大きかった。ちょっとした段差と木の根が入り組んだシングルトラックで、下りきったところで右に緩いターンがあり、そこでフロントが少し流れる感覚を覚えたが、タイヤがうまく踏ん張ってくれたおかげで転倒せずに済んだ。

ようやく、登りも下りもフルサスの方が楽だ、という感覚を思い出した。これが「乗らされてる」感の一つでもあって、このままフルサスだけ乗っていると確実にハードテールの技術が落ちていくんで、FS:HTの割合は3:7位にしておこう。


それにしても。コンデジで撮ると、写真の解像感みたいなものが足りない。一眼で撮ったのと比べるとぐっとくるものがないというか、等倍で見なきゃわからんとずっと思っていたが、実際に並べてみるとそうでもないことに最近ようやく気づいた。そろそろアレの投入時期かもしれない。

Slackline 853 Q&A作成

Stanton Bikes Slackline に興味を持った向けに、よく聞かれる質問などを「Slackline 853 Q&A」にまとめてみた。静的コンテンツで、いつでもトップにあるので、気になったときにどうぞ。不定期更新予定。

油圧ディスクブレーキとかなんとかかんとか

油圧ディスクブレーキに関する個人的な感想を書いてみる。 輪行に難あり、または輪行は不可能という幻想 自分もVブレーキから移行した当初(2010年頃)はそう思っていたが、実際やってみると慣れの問題で、輪行は油圧ディスクブレーキを忌避するための決定的な要因にならない。 片道で1回と数...